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西が岡小学校地域防災拠点
防 災 訓 練
 阪神淡路大震災の発生日を基準として、1月下旬から2月上旬に泉区内各地域防災拠点で防災訓練が実施されているが、西が岡小学校地域防災拠点では毎年2月の第1日曜日を防災訓練の日としており、2月5日(日)朝9時20分から訓練が行われた。

 当地域に属するのは、しらゆり連合自治会の3自治会と中川連合町内会の3自治会、合わせて6つの自治会・町内会となっている。9時20分に発災を想定して、各家庭では発災対応の行動をしたあと、それぞれの自治会・町内会で指定された一時避難場所に集結して、西が岡小学校の体育館に集合した。消防・学校関係者を含めた全体の参加人員は243名となった。

 定刻10時に防災拠点での訓練が開始され、泉消防署岡津出張所の松崎所長の挨拶と、管理運営委員会の木下委員長の挨拶、運営委員の紹介が行われた。次いで地域防災拠点についてのビデオ学習が行われた。このビデオは横浜市が防災拠点のあり方について、訓練の模様を映像化したもので、初めて拠点の防災訓練に参加した人たちにとっては理解の助けになったものと思われる。

 この拠点となっている西が岡小学校では、あらかじめ各自治会毎に避難所として提供される教室が決められており、その教室を各自治会の参加者たちが見学した。

 その後は体育館で、参加者全体を2つのグループに分け、応急トイレの組み立てと、AEDの使い方を中心とした応急救護訓練が行われた。

 これら体育館での訓練と併行して、運動場に面したピロティーでは朝早くから集まった炊き出し担当グループによって、移動式炊飯器による炊き出し訓練が行われた。この炊飯器は、発電機による電源を補助的に用いる灯油加熱式のもので、慣れた人でないとちょっと扱いにくいものである。今までは業者の人に来てもらっていたが、今回から防災ライセンスリーダーに指導してもらうということになった。幸い、区役所からの依頼により、泉区のライセンスリーダー会長の三谷さんに来ていただくことができ、無事訓練を終えることができた。

 訓練は12時頃終了し、参加者は炊き出しで作られたおにぎりと、別に用意された「はまっ子どうし」のペットボトルを手にして解散した。

 訓練の後実施された運営委員による反省会では、この訓練の実施時期について、このような一番寒い時期でなく、もう少し穏やかな12月中にしてほしいという要望が出され、学校行事などとの関連も考慮して、次年度は12月半ばの日曜日とすることになった。
開会の挨拶をする木下運営委員長 体育館の壁に映されたビデオ映像 校長の説明で、避難先予定の教室を見学
開会の挨拶をする木下運営委員長 体育館の壁に映されたビデオ映像 校長の説明で、避難先予定の教室を見学
仮設トイレの組み立て(1) 仮設トイレの組み立て(2) AEDの使い方を習う参加者
仮設トイレの組み立て(1) 仮設トイレの組み立て(2) AEDの使い方を習う参加者