大人も子どもも

　年末が近づいてきた12月16日(日)早朝、晴天にもかかわらず北風が冷たく肌寒い天候の中、大勢の人たちが箒，熊手を持って街中のあちこちの道路を清掃していた。

　緑園連合自治会、緑園都市コミュニティ協会(RCA）主催の恒例となった年末大掃除が住民をはじめ、フェリス女学院大学・岡津高校の学生・生徒・教職員、RCA公認サークルのメンバーなど総勢500名を超える人たちが参加して行われた。[四季の径] 遊歩道をはじめ、緑園都市駅周辺、フェリス通り、中学・高校への通学路など、緑園内の幅広い地域で行われていた。
　
　落ち葉、空き缶、雑誌など分別収集で集められた数は４００袋にもなっていた。集められた袋は、参加した子どもたちや、少年野球チーム「ラビー」のメンバーがリヤカーを引き、集積場所に運搬、大人顔負けの大活躍をしていた。

	こんなに集めたぞー

　清掃終了後には須郷台公園 (6丁目) に集まり、婦人部、青少年部が用意した温かいお汁粉が振舞われて、暖を取りながら、みな綺麗になったなあと言いながら、晴れやかな顔で住民同士歓談していた。
　事務局では、「街を美しくするこのイベントに住民、学校が一体となって協力してくれてありがたい。これからも、この協力の姿勢が続いて欲しい。」と語っていた。

　当地区では、春秋の｢花の頒布会」や遊歩道での ｢花壇作り｣ など、日ごろから街づくり組織のRCAだけでなく、住民が自主的に ｢美しい街づくり｣ に熱心に取り組んでおり、一昨年、第25回「緑の都市賞」の地域緑化部門で最も高い評価の国土交通大臣賞を受賞している。　この賞は美しいまちなみを創り、育てるために住民が積極的に取り組んでいる地区を対象に、全国で優れた地区に対して授与されるもの。