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新橋小 地域防災拠点の防災訓練
防災備蓄庫確認、資機材取扱い、炊飯訓練
連合自治会とは範囲が違うが、協力して運営に

寒空の中、訓練の集まった人たち  
寒空の中、訓練の集まった人たち  
 
校庭に集まった訓練参加者  
 新橋小学校地域防災拠点の防災訓練が同小学校で「防災とボランティア週間」(毎年1月15日〜21日)にあたる1月15日(日)に行われた。寒さが厳しいなか、参加した住民は4班に分かれ、訓練内容を順に見学・体験を行った。

 当拠点の対象地域には全部で10自治会が含まれる。新橋連合自治会に属するが、他連合に位置する地域防災拠点(中川、緑園)が担当となる自治会・町内会がある一方、他連合所属の自治会・町内会が当拠点の担当となるところがあるなど、普段一緒に活動する機会のない他連合自治会の自治会も含まれている。しかし災害時には一緒に、この拠点に避難し、拠点運営をすることになるが、同じ仲間として協力して運営に当ってもらいたい。また、東日本大震災の状況を忘れないよう画像・文字を見てもらうため、掲示をしたので、よく見てもらいたい、と同拠点運営委員長の大貫氏は語っていた。
  東日本大震災の惨状を示す報道コピー
  東日本大震災の惨状を示す報道コピー

 新橋小校長の挨拶、緑園消防出張所長の泉区の災害状況や訓練における注意事項、泉区役所の当拠点担当者の挨拶に続き、新橋消防団から今日の訓練内容 @防災備蓄庫の確認 A資機材(発電機・灯光器、応急担架 、組立トイレ)の取扱い Bおにぎりと豚汁の炊飯訓練 について説明があり、参加した住民4班に分け、訓練スタートとなった。

 各訓練の指導に当ったのは、泉消防署(緑園出張所)および泉区消防団第2分団 (新橋消防団) の人たち。また、泉区防災ライセンスリーダー連絡会会長三谷無名雄氏が資機材取扱いの指導に当っていた。また炊飯訓練では、家庭防災員のお母さんたちがおにぎり、豚汁作りに動員されていた。

 今回の訓練は、備蓄庫で保管している資機材の一部であり、機会を見て他の資機材の取扱いも訓練を、と消防では指摘していた。また、トイレについては、その容量や汲み取り式であることから、極力備蓄の「簡易トイレ」の使用と自助として各家庭での準備を呼びかけていた。

 訓練終了後、炊飯訓練で出来上がった「おにぎりと豚汁」をいただき、クラッカーとティッシュペーパーを記念に頂き、解散となった。
トイレの組み立て 担架での搬送訓練 家庭防災員たちによる「おにぎり」つくり
トイレの組み立て 担架での搬送訓練  家庭防災員たちによる「おにぎり」つくり