トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 |障がい者支援子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 ボラネット |

新橋小 地域防災拠点の防災訓練
防災備蓄庫確認、資機材取扱い、炊飯訓練
新規編入の自治会もあるが、協力して共助で拠点運営を

 
訓練開始挨拶する
大貫拠点運営委員会委員長
 
 新橋小学校地域防災拠点の防災訓練が同小学校校庭で3月3日(日)に行われた。3月に入ったとはいえ、まだ寒さが厳しいなか、参加した370名ほどの住民は3班に分かれ、訓練内容を順に見学・体験を行った。
  訓練に参加した住民
  訓練に参加した住民

 当拠点の対象地域は、泉区内における地域防災拠点の管轄範囲の修正により、緑園西小拠点であった地区も今回の訓練から、すでに参加していた。また、当地区にある障がい者施設「(社福)ぴぐれっと」の利用者たちも大勢参加していた。

 泉消防署予防課長の泉区内の焼死者も出ている状況や当小学校副校長、泉区役所の当拠点担当者の挨拶に続き、緑園消防出張所長から今日の訓練内容 @防災備蓄庫の見学 A煙体験B職消火訓練CAED取扱いD給水栓取扱いE資機材(発電機・灯光器、応急担架 、エンジンカッターの取扱いF炊飯訓練(水ハントおにぎり、豚汁) について説明があり、参加した住民は班毎に訓練スタートとなった。
初期消火訓練  
 初期消火訓練  

 各訓練の指導に当ったのは、泉消防署(緑園出張所)および、泉区消防団第2分団 (新橋消防団) の人たち。また、泉区防災ライセンスリーダー連絡会会長三谷無名雄氏が資機材取扱いの指導に当っていた。給水栓取扱いでは水道局が、炊飯訓練では当地区家庭防災員のお母さんたちが動員されていた。アマチュア無線協力会からも数名が駆けつけており、模擬の無線交信をデモしていた。
  消火栓からの給水
  消火栓からの給水


 訓練終了後、緑園消防出張所長から、災害は必ず来る。その時の被害を少しでも減らすということで減災を目指して消防もいろいろと対応してきているが、各地域においても、自助共助で助け合い、拠点も皆さんで運営していかなければならない、と語っていた。