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横浜ひなたやま支援学校地域講座@
被災時の障がい者は・・・・
普段のハンデをもっと知ること

 近隣からも多数が・・・・  
近隣からも多数が・・・・  
   ドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」(飯田基晴監督)は、2011年7月から2012年2月までの、約 8カ月に及ぶ東日本大震災の記録。焦点を障がい者にあて、その時のありのままの声を綴っている。   6月11日(水)、「障がい理解に関する地域講座@」が、県立横浜ひなたやま支援学校で地区自治会関係者・保護者を対象に行われた。
 
   飯田監督からのメッセージ・・「ご自分の住まう自治体の、福祉のまちづくりを災害弱者とともに考えていただきたいと思う」

   避難所で「他の方(健常者)に迷惑をかけてしまう」という車いすの婦人の声。声を掛けてくれるが、自分一人では出来ないもどかしさ。避難所にたどり着いたが、横になることもできず、二週間以上も車いすに座ったままの生活。外の空気を吸いたい。見えるものはテレビと雀だけ・・・・。遅れるバリアフリー設備。それぞれにやむを得ない事情はあるだろうが、ハンデのある方の普段をいかに知らないか・・ということではないか?を通感。自治会役員からも「健常者中心」からの再考を・・との意見。
  見守り隊メンバー
  学校支援ボランティア
 
  上映後の小憩時に、横浜ひなたやま支援学校生徒によりお茶・お菓子のサービスを受ける。「どうぞ」という明るい声に、こちらも「ありがとう!」と。初恋の味カルピス!
 4月から本校にも「学校支援ボランティア」がスタート。横浜ひなたやま支援学校に通学する生徒さんを集団見守りするもの。今日は3人の近隣ボランティアが感想発表。「初めはお互いぎこちなかったが、おはようのあいさつから次第に一言二言となった」「宿泊学習のリュックサックを見ていると、保護者の気持ちが詰まっているようで感慨深い」「口下手な生徒も、目で挨拶してくれる・・」など。某紙社説に「人の交流が安全・安心を生む」とあったが、その通りだ。

  今日の共催団体「横浜移動サービス協議会」から、活動内容の発表があった。高齢者・障がい者のための"おでかけサポート"。見守る・受けとめる・自立への促し〜参加してくれる方を募集中。

  福祉のまち・ひなたやま!そんな発言もあった。わが地域に、温かい人間の絆"を! 横浜ひなたやま支援学校を基点に、さらなる広がりを!。(この講座、次回は9月に予定されている)      (M/I)