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緊張感ある訓練!
小学生も、多国籍の人も沢山参加!
いちょう団地地区 防災訓練

  訓練開始の合図
  訓練開始の合図
 台風2号を迎え撃つ形の防災訓練。5月29日(日)、今年は当初から室内で計画されていたが、時折強い雨足に参加状況が心配された。しかし、3.11大震災のことは、やはり誰にも染み付いたのだろうか。第1〜8までの自治会毎に午前10時、いちょう小学校体育館に多数集合。消防署・水道局・区役所そして防災関連担当者のキビキビした運びに臨場感が溢れる。

 特に「水の備蓄」の大切さ。「福島でも僅かの水の配給に数時間」(福島入りした区水道局担当者の話)。さらに、防災ビオで、室内の家具等が倒れる様子に悲鳴が上がる。いちょう団地は構造上、耐震に強いが、それ故に「家庭内の備え」の大切さがより一層強調された。
心肺蘇生法コーナーでは多言語で  
心肺蘇生法コーナーでは多言語で  

 例年に比べ、防災用具コーナーには、終了時に多数駆け寄り、手にとって頷く。AED体験コーナーでは、外国籍関係のサークルも輪になる。「通訳してくれるので、よく分かる」(中国人女性)。ここでも、この地域らしい「多言語対策」が生きる。いちょう小学校校長が「沢山の子供達が手伝いに参加しています」と紹介。福島でも「子供たちの一生懸命さが印象に残った」との報告もあった。悪条件の中、427名という昨年同様の住民が集い、特に外国に繋がる人達の積極さ、元気にカレーや飲料水を手渡しする小学生の明るさがなによりの収穫。

 改めて、個々人の「備えを痛感」した、実り多き訓練(宮崎実行委員長)だった。カレーも素早く配られ、その一口の美味しかったこと。反省会では、今後は単位自治会毎での訓練も・・・という声もあり、それだけ「防災」ということが、本物になってきた感がする。ますます、「共助」「協助」が必要になってきた。   
防災用具コーナー 小学生も配食の手伝いに 訓練終了後は、カレーライスで
防災用具コーナー 小学生も配食の手伝いに 訓練終了後は、カレーライスで