|
|
体育館に勢揃い |
|
小雨とやや肌寒さのなか、いちょう小学校地域防災拠点運営委員会(宮崎委員長)と同団地連合自治会共催の防災訓練が、5月23日(日)10時から同小学校体育館とコミュニティー・ハウスで行われた。雨天のなか、「サイレン」による開始合図が余計臨場感を出す。
自治会毎のプラカードを先頭に館内に続々集合。高齢者と外国につながる人々が多く住む団地らしく、多言語によるアナウンスと説明が続く。中国語・ベトナム語・カンボジア語・英語をそれぞれの国の女性が通訳。また、外国人防災リーダー4人による資機材の取り扱い訓練には、飛び入りの外国人も慣れないレスキュージャッキに取り組んだ。
|
|
|
中国語・ベトナム語・カンボジア語 ・英語の通訳 |
20分でご飯が食べられる「簡易炊飯袋」の訓練には、多くの主婦が行列で体験。水道局の水汲上げ訓練や消防署のエンジンカッター等は室内の為、一部説明のみとされた。反面、炊き出し・配食訓練には力がこもり、終了後のカレー配給には長蛇の列。20キロの炊き出しに「まだか、まだか」との声が続く。
泉区では今月15日に平成22年度の「災害ボランティア連絡会」総会を開催。特に「外国籍等住民支援」については一般市民も関心が深く、大半がここに居住する点から、外国人青年による防災リーダーの存在は心強い(消防署員談)。
悪天候のなか、1ヶ月前からの準備・打合せにあたった運営委員の熱意が、450名の多くの参加者を呼んだと思われる。
|