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泉区地域福祉保健計画の「第2期・泉区計画」を基に、いちょう団地の地域福祉保健計画推進会議(平成24年度第1回)が、6月23日(土)18:00から同団地集会所で開催された。第2期とは、平成22年度〜27年度であり、今年はその中間年でもある。
県営住宅48棟、人口約5千人、高齢者世帯約500、外国籍世帯約400という特色のある町。これまでの住民の努力の結果は、1)声かけや明るいあいさつが増加 2)ふれあいの場の拡充 3)町ちがきれいになった 4)多国籍住民との交流が増えた 5)こどもの安全やいきいき活動への取り組みがすすんだ・・・・等が資料で報告されている。 反面、1)活動の担い手の不足 2)様々な活動をもっと周知し、知り合いたい・・・・等の意見も記述されている。
このような成果と課題を見直し、再度団地の現況を話し合い、今後に結び付けようとの集いが今回の目的。土曜日の夕刻の時間にもかかわらず、当地区社協高野会長、宮崎当地区連合自治会会長をはじめ、各役職者ならびにボランティア関係者、それに泉区役所いちょう団地地域支援チーム祐田リーダー他7人のスタッフなど、総勢40名近くが集まり、活発な意見交換が行われた。 高野会長から「いちょう団地の目指す町」について、基本的な指針が話された後、団地マップを基に、出された具体的な意見を模造紙に列記。「空き部屋の利用は出来ないか」「団地内を移動するのに、バスの乗換えが必要」「川にもう一本橋があれば・・」「高齢者夫婦のうち、男性の引篭りが目立ち、将来を考えると不安が多い」など、実生活に係わる意見が続出。一方では、「高齢男性を、サロンなどの集まりに誘おう」「声かけをどんどん続けよう」「自治会ごとに高齢化率も違う。もっと交流の場を・・」といった前向きの声も多かった。前日の22日(金)には、多文化事業への取り組みも協議され、外国籍住民との交流についても、前向きな活動計画が自治会ごとに述べられていた。
最後に、宮崎副会長が「入居基準が厳しくなったが、年々助け合いの絆が強くなっている。サロンの利用など、積極的に活動して下さい」と締めくくった。 |