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中田コミュニティハウス
布ぞうり=エコぞうり=健康ぞうり

五明先生の説明  
 五明先生の説明  
 「それは想い出の浴衣?」 「そう、でも仕舞って置いてもね・・・」 子どもの服を作った残り布、押入れにあったシーツ・・・など。Tシャツは裁断すると、ひも状になり、もってこいの材料になる。風呂敷もある。「奥さんに沢山持たされた」と、苦笑いの男性。

 曇天だが、元気な子どもの声が聞こえる6月5日(火)、中田コミュニティハウスの自主事業。 6年前にはじめた「布ぞうり講座」。好評で、年に3回も開いたことがある。同コミュ二ティハウスが推進している「エコ・リサイクル活動」の一環としてスタート。五明容子先生(和泉中央地区消費生活推進員)は布ぞうり12年の経験。今日はアシスタント2名と、9名の参加者(男性2名・女性7名)に指導。「ゆっくりと作業を見られます」とあいさつ。
  ぞうりの芯材と鼻緒
   ぞうりの芯材と鼻緒

 カラフルな柄が、ひも状になって、芯材の荷造り用の白い紐(直径7〜8mm)に巻かれる。足を使っての作業。「親爺が土間でトントンやっていたのを想い出す」(男性)。「能面を作っていたので、難しいとは思わない」(男性)。それでも、「先生!先生!」と声がかかる。つま先部分から「ギユッ」と詰めて編んでゆく。だんだん形がそれらしくなっていく。
 「スリッパの代わりに、お袋に・・と思ってね」「鼻緒があって、足指や足裏に刺激を与えるので喜ぶと思う」(男性)。「私は不器用なので、本当はお父さんに来てほしかった。でも、面白いね」(女性)。赤い子供服の切れ端で頑張るお母さんに、「可愛い物ができそうですね。喜ぶでしょう!」と聞いたら、「最初は私が履きます」と大笑い。

 布ぞうりの人気の秘密。床を傷つけない、音を立てない、滑りにくい、足ツボマッサージ効果、水虫対策、何度でも洗える・・・・など、まさに健康とエコにもってこいだ!
 校庭の子どもの歓声と対照的な生徒さんの打ち込む姿。どこからか、唱歌が聞こえてきそうな、のどかな落ち着いた雰囲気の講座だった。
お袋さんへプレゼント もうちょっと 出来上がると、こんな素敵に
 お袋さんへプレゼント もうちょっと  出来上がると こんなに素敵