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平成22年
泉新春防災のつどい
1月5日 泉公会堂と和泉川側道で開催


 前日夜半に降っていた雨がすっかり晴れ上がり、穏やかな太陽の光に包まれた1月5日(火)10時、泉公会堂では毎年恒例となっている「泉新春防災のつどい」第一部の式典が始まった。
 泉火災予防協会長の大貫芳夫氏による開式のことばに引き続いて、参加者全員による横浜市歌斉唱が行われ、各種表彰に移った。被表彰者は消防団永年勤続20年の神奈川県知事表彰に始まり、横浜市長表彰、その他で、その詳細は右下の表(クリックすると拡大)に示すとおりである。表彰状と賞品はそれぞれ代表者に手渡された。

表彰を受けられる方々
表彰を受けられる方々
(クリックすると拡大)

 安全管理局長の式辞(代理:鈴木総務部長)に引き続いて藤田・泉区長、西ヶ谷・泉区連合自治会町内会長会会長、源波・議員団代表による祝辞が述べられ、30分ほどで式典は終了し、第二部の演技に移った。

 演技の最初は「新春 箏の調べ」と題して、内藤祐子さんと高橋佳子さんの三弦合奏と琴の合奏が披露された。曲目は「数え歌」や「まりと殿様」などなじみの深いメロディーを取り入れた変奏曲が主体で、観客は美しい日本古来の楽器の音色に聴き入っていた。次は、日向山自治会に生まれて大きく成長した如月太鼓(きさらぎだいこ)の面々による勇ましい和太鼓の演奏が2曲披露され、特に「桜の季節」と題する2曲目には小さな子どももメンバーに加わって華やかな舞台となり、観客から盛んに拍手が送られていた。

 第三部の演技は総合庁舎脇を流れる和泉川の側道で行われた。消防隊による救助演技では、庁舎の屋上から真下に垂らしたロープと、側道まで斜めに張られたロープが用意され、消防隊員が屋上から等身大の人形を抱いて速度を調節しながら滑り降りる各種の方法を披露して、見物客たちの喝采を浴びていた。次いで、和泉川の護岸に準備された消防ポンプによる一斉放水が行われて、「新春防災のつどい」の最後を飾った。

公会堂の参加者たち 三弦合奏 琴の合奏
公会堂の参加者たち 三弦合奏 琴の合奏
子どもも入った勇ましい如月太鼓 屋上から避難者を背負って降下する隊員 放射状に吹き上がる一斉放水
子どもも入った勇ましい如月太鼓 屋上から避難者を背負って降下する隊員 放射状に吹き上がる一斉放水