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今年度 第3回 泉区 家庭防災員 研修会
 「地震/風水害 発災時対策編の講話
消火器取扱い、煙体験と各種消防車両紹介

発災時の対応を聞く家庭防災研修員  
発災時の対応を聞く家庭防災研修員  
 泉消防署は10月14日AM、PM、16日(土)AM の3回に分け、今年度第3回目の泉区家庭防災員研修会を泉区役所で行った。今回の研修内容は地震・風水害の発災時における対策を4階会議室で、消火器取扱いと煙体験を同1階の消防署で、合わせて救急車、はしご車など各種消防用車両の紹介が行われた。

 第1部は当署小堺予防課長から、地震と風水害の発災時における対策を中心に講義がなされた。阪神淡路から新潟、東日本の大震災における教訓から、
地震発災時における3原則 @身の安全の確保 A火の始末 B避難路の確保
について、隣り近所や地域での助け合いの大切さなどを強調しながら説明。また避難に当っての注意事項、地域防災の仕組み、町の防災組織、いっとき避難所、地域防災拠点、地域医療拠点、広域避難場所、特別避難所などについてその機能や役割を解説。風水害については、過去の事例をはじめ、それによる教訓をスライドを使って、写真、画像を通して高潮時の大雨やゲリラ豪雨による洪水、その時点での注意事項を解説。

 第2部は、初期消火としての消火器取扱い体験。またけむり体験では、火災時における避難訓練として、口鼻をハンカチ等で押さえながら身を低くして潜り抜ける体験。煙は秒速3〜5mで階段を駆け上がっても間に合わない速度。一酸化炭素ガスを吸うと、即気を失い死に至る。床面から50CM程度には煙が下りてこず、酸素があるので低姿勢、ハイハイといった姿勢で、と強調していた。
 消防署が保有する各種車両を、それぞれ構造、機能などの説明をしながら、見学を行った。

  次回(第4回)研修会は、11月25,26日に図上訓練が、またスキルアップ研修として12月2日PMに防災講演会が脳梗塞について行われる予定。
水消火器で取扱い訓練 煙テントで煙もぐ 各種消防車両の見学
水消火器で取扱い訓練 煙テントで煙もぐり 各種消防車両の見学