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岩手県遠野市に神奈川県がボランティア拠点
長期滞在での活動も可能に
かながわ金太郎ハウス 

 神奈川県の発表内容は、http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f100229/p327271.html
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ボランティアバス遠野行きを新設 朝日新聞 2011年07月20日

 かながわ東日本大震災ボランティアステーションは23日、岩手県遠野市に新設される神奈川県の施設に滞在しながら、岩手県内の被災地で活動するためのボランティアバスを新設する。

 県は今月下旬、遠野市に40人が宿泊できるボランティア活動拠点を新設。23日から8月末まで2日おきに出発する2泊5日(車中2泊)のボランティアバス18便を運行し、参加者を募集する。大槌町や釜石、大船渡、陸前高田各市で被災した家屋の片づけや泥出しなどを手伝ってもらう。
 宮城県内の被災地で活動する夜行日帰り便も3、4日おきに引き続き運行する。いずれもかながわ県民センター(横浜市神奈川区)に午後8時集合。18歳以上で、事前研修会への出席や天災特約付きのボランティア保険加入が必要。参加費は各便4千円。特設サイト(http://ksvn.jp/)もある。問い合わせは事務局(045・312・1121、内線4141)へ。

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長期滞在での活動可能に 読売新聞 2011年7月22日

 東日本大震災の被災地で活動するボランティアのための県の拠点施設「かながわ金太郎ハウス」が24日、岩手県遠野市にオープンする。

 宿泊などの利用料は無料。プレハブ2階建ての本館棟(約200平方メートル)には、大部屋が3室あり、計40人が宿泊できる。プレハブ平屋建ての多目的棟(約100平方メートル)は、打ち合わせ場所や倉庫として使う。作業現場への送迎バスも運行する。2013年3月まで開設される。

 発電能力2・52キロ・ワットの太陽光パネルも設置され、施設の1割程度の電力をまかなうことができる。

 県は4月から、岩手、宮城両県へのボランティアバスを44台運行し、1435人が活動してきた。夜間に出発して、翌日夜に帰るのがほとんどだったが、金太郎ハウスの完成で、長期滞在しながら岩手県内で活動できるようになる。当面は、ボランティアバス利用者の宿泊を受け付けるが、秋以降は、個人で活動するボランティアも対象とする予定。

 黒岩知事は21日の定例記者会見で、「復興支援を手伝おうという気持ちと、がれき除去などの作業をすることから、『気は優しいけど力持ち』という金太郎のイメージを込めた」と話した。