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防災拠点の開設について、市作成のDVDで、大災害発生から避難所開設までの場面の視聴後、4項目の模擬体験に入った。参加者を3グループに分け、順番に各項目の体験を行った。
@避難者受付・集計体験:避難者数の把握は、食料・水、物資の効率的供給や要援護者・負傷者の収容スペース確保、トイレ確保など、さらに区災害対策本部への報告とそれに伴う対応につながる。拠点運営にとって、まずやらなければならない重要事項。この体験では、少人数での体験だったが、実際には多人数の避難者をスムーズに受入ることをイメージして運営委員会で検討してほしい。また拠点外避難者(自宅等)の受付・集計は行わなかったが、そう言った避難者に対することも拠点の役割ということで実際には、自治会・町内会との密接な連携が必要、としていた。
A避難生活スペース区割り体験:原則として一人2uとなっている。通路、共有スペースを確保しながら、どう区割りを作ったらよいか、を10人分の区割りと通路を作る体験に移った。あらかじめ用意された道具(2m棒に1m、90cmの目盛入り)で参加者は共同して作り、皆そこに寝転び、座り、隣人と見合わせ、その狭さを実感していた。一定の枠に、リーダーを決め、表紙にチーム名、裏側にメンバー名一覧表にしていた。 Bガソリン式発電機・灯光器取扱い体験:災害時には、長期間の停電が予想されることから、夜間活動に必要な照明、電源の確保は、拠点運営に欠かせない。各拠点には5基ずつ配備されている。一酸化炭素中毒の恐れから、室内、換気の悪い場所、また関電、漏電を避けるため雨の中、水のかかるところでは使用不可。 灯光器の組み立て、発電機の始動、コードリールを発電機に接続、灯光器のプラグをコードリールに接続、灯光器のスイッチをオンに、明るさ確認、プラグを発電機から外す、エンジン停止、燃料コックレバーをオフ、という一連の動作を各自体験。 訓練後の扱いと収納についての注意事項を説明していた。 C簡易トイレ便座組立体験:組立式簡易トイレと仮設トイレが、各1個が展示されていた。 簡易トイレを和式トイレの便座の上にセットし、洋式便座のように使用。また、テントやシートで区切り、この簡易トイレを設置し、車イスでも使用可能とすることができる。 処理袋を便座にセットし用を足す。凝固剤をふりかけ、処理袋の空気を抜き、一時保管。燃やすゴミとして集積場に。 4項目体験の終了後、軽可搬ポンプを使っての消火体験も行われた。,泉区の被害想定として焼失家屋が大きいことから、木造密集地域を優先に、これを配備することになっている。 |
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