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第31回九都県市合同防災訓練の一翼を
泉区災害ボランティア連絡会
泉区の4箇所に参加 

 第31回九都県市合同防災訓練の一貫として横浜市の総合防災訓練が9月5日(日)、好天・猛暑の中、泉区内7か所で一斉に行われた。泉区災害ボランティア連絡会(以下:災ボラ連)もこれに参加、それぞれ数名ずつのボランティアを派遣し、訓練の一役を担った。災ボラ連が参加したのは、中和田中、いずみ野中、上飯田小、下和泉小の4か所。

 中和田中では、救援物資緊急輸送訓練が行われ、東京、千葉、埼玉、神奈川県内からの救援物資の受入れ、配送先別保管、区内地域防災拠点である下和泉小、上飯田小、いずみ野中への配送といった一連の作業が行われ、災ボラ連はこれに参画。
 遠方からのトラックの到着は予定より早く、7時過ぎには一番車が到着。作業全体は順調に進み、予定時刻前には終了していた。日曜日だが生徒の部活動で登校する生徒もおり、狭い校内通路でのトラックの運行整理、錯綜するための待機・誘導などに気を配っていた。他拠点に向けての配送では、ミニパトや白バイがトラックを先導していた。
トラック到着 荷卸し 向け先別保管 白バイ先導出発
トラック到着  荷卸し 向け先別保管  白バイ先導出発 
 
 下和泉小では、発災直後、行政による支援が期待できない状況下、地域住民主体での救助活動、地域防災拠点の開設・運営など拠点運営全般にわたった訓練が行われた。
 その中で、災ボラ連は、要援護者搬送訓練のデモンストレーションを行った。地域防災拠点では受入れ困難な要援護者を特別避難所であるケアプラザまで車イスで搬送する想定。体育館で要援護者を預かり、参集した住民が見守る中、車イスで階段や段差のある中、校庭を通り校門まで誘導していた。
林市長も視察に 要援護者を預かり 体育館から校庭へ 校門に向かう
林市長も視察に 要援護者を預かり 体育館から校庭へ   校門に向かう

 上飯田小では、上飯田団地を中心とする地区・町内会の参加者約600名(開会式時点)。朝から団地内の清掃を終えて駆けつける。特に小学生の招集は無いが、父母に連れられての元気っ子もいる。やはり高齢者が多い。すでに会場(グランド・体育館)は設営済みで、災ボラ担当の配給物資も予定より早く到着。炎天下の開会式も早々に、他会場と違い、防災訓練はAED等の一部に限る。代わりに用意された展示コーナー(ガス・電話・警察・災害用車両・水道局等)の見学を行う。これが好評で、二班に分かれての行進。それぞれチラシ・粗品・説明に耳を傾け、改めて「いざ!」という時の緊張を味わう。

 物資配布訓練は大変。参加者の人数ごとにお茶・クッキー・ラーメンを分ける作業。拠点運営委員・区連絡員・市担当者が走り回る。一方の炊き出し訓練のテントも大忙し。やはりいざとなると・・・の実感有り。11時頃に林横浜市長も巡回。挨拶と各コーナーを視察・激励。

 閉会式は木陰に涼を取る参加者に配慮。グランドからの挨拶。事故も無く予定通りに終了したが、何度も何度も繰り返すことの必要さを感じた。          
救援物資受け入れ ;展示コーナー 物資配布訓練  行方不明者リストの掲示板
救援物資受け入れ  展示コーナー  物資配布訓練  行方不明者リストの掲示板

 いずみ野中では、災ボラ連は、それぞれの訓練の中で『救援物資受入れ・配布訓練』を分担した。