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「我が家の地震対策」ボラ養成連続講座 No.1
身近に必要な知恵とコツ
かながわコミュニティカレッジ

 
   
 NPO法人湘南ふじさわシニアネットは、かながわコミュニティカレッジの一環として「我が家の地震対策」普及ボランティア養成講座の第1回(全5回)を2月21日(木)かながわ県民センターで開催した。

 この講座は減災について学び、地震災害から自分を守る対応ができ、そういった仲間でコミュニティを作り、「減災」を一般に拡めることを目的としている、と当ネットの防災リーダー中野氏は語る。

 3.11において福島県郡山市、須賀川市周辺だけで同県全体の倒壊件数の半数以上を占めた。そこは「古郡山湖」の跡地で、事前の地震対策が全くといったほど役立たなかった。それらのことから、神奈川県で生き残るためには、@軟弱な地盤では家屋倒壊や液状化が起こりやすい。A防災に関する書籍も基本的な点、コツを知れば減災に役立つ。B安全に屋外に脱出できれば、危険性は少なくなる。C似ている地盤は、どこでも同様の揺れが起きる。県内では、川崎、横浜、湘南臨海部、大河川地域だ。 地震対策には手間・時間がかかるので、優先順位を付け、出来るところから実施すべきだ。

 地震が起きた時、あなたの命は、出口の確保で決まる。まず出口・通路、できれば複数を、とっさの行動として確かめること。2度目、3度目の揺れによる家屋の倒壊が、特に地盤軟弱地では多い。それらは、地図で公表されているので、確認しておくこと。
 地盤の種類により揺れの周期が決まってくるし、それによる被害は想定できる。丘陵や大地といった固い地盤では、揺れは短周期で、家具、壁などの被害で怪我が多くなる。埋立地といった軟弱地盤では、長周期の揺れで、激しい液状化が発生し、石油タンク、プラントなどでの被害が発生。