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かながわコミュニティカレッジ主催の「我が家の地震対策」普及ボランティア養成講座の最終回(第5回)がNPO法人湘南ふじさわシニアネットにより3月21日(木)かながわ県民センターで行われた。 発災時に、家族・親戚・友人等への連絡について、@電話については、固定も携帯も30分以内が勝負。公衆電話は優先されるので繋がりやすい。そのため、いつでも10円玉5枚、100円玉3枚は常に持っていること。A「三角伝言」を。自分が関東地域にいるなら、九州、中国・四国、東北、北海道といった他地域に伝言友達をつくっておき、自分の現状、行動予定を定期的に連絡する。それには、災害用伝言ダイアル171の活用を。どの時点で連絡するか?自分が安全な場所に逃げてからだ。B電話以外の連絡法を。ツイッター、フェイスブックなどのSNS、インターネット電話、パソコンメールなど。そのためには、停電でも通信できる環境を。生き延びていれば、どこかで、必ず再会できる。C各家庭で、自治会町内会レベルで、安否確認の仕組みを作っている例もある。 何もなくなり避難生活をせざるを得ないことを考え、準備を考えよう。@食料などは最低10日分は必要。東日本では、水の配給は早いところで3日から。数か月のところも。電気は2週間〜1か月で回復。首都直下型を考えると、物流ラインはズタズタになり、もっと長いことを想定すべき。人口に比べ、流通在庫は少ない。つらい時こそ、うまいもの、おいしいものを。分散して保管を。夏場でのお湯は必需品。カセットコンロは便利。光源はランタンで。 災害時のイメージトレーニングを。図上訓練を家庭、地域、職場で議論しながら、現地を見て回り、対応策を。また、神奈川県で行うことなっているShake Out をいろいろなところで行ってみる。 グループに分かれ、@自宅の危険な場所は、A安全な場所は、B一番長くいる場所は、C水・食料の備蓄の日数・内容は、を各自発表し合い、その後D今後自宅の備えとして何を?の話し合いを行った。@はキッチンが圧倒的、A 玄関、トイレ、廊下、寝室等であった。トイレが安全と言われているが、家屋倒壊ではトイレも同時に倒壊してしまっているのが実情だ、と説明あり。Bは居間、寝室、C水は、皆ある程度備蓄しているが、10日間は持っていない。食料は、穀物類は持っているようだが、副食は不十分。Dはキッチン内を中心に家具などの固定化が多かった。 |