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講師は、三陸産業復興支援 ASSIST SANRIKU 代表の高橋辰昇氏と東野氏社協職員、かながわ金太郎ハウス・ボランティアコーディネーターの大泉勝洋氏。
高橋氏は、釜石市出身で、鮮魚店運営をしていたが、水産業の被害は大きく、失業状態の中、「今自分ができることを」と大鎚町の中で、販売促進、商品開発、新規企業などの被災地産業支援、またイベント企画・運営等の子育て育成支援、スポーツ振興など幅広く活動を展開。 大泉氏は遠野市出身。震災直後から釜石市中心に災害ボランティア活動を行い、ASSIST SANRIKUや陸前高田市復興ボランティアステーションとの連携、かながわ金太郎ハウスのボランティアコーディネーターとして勤務。県外からのボランティア活動の派遣調整を行ってきた。
両氏とも、3.11当時の状況や現在までの活動の紹介から始まり、多くの犠牲者を生んだ東日本の経験を、神奈川の皆さんには、ぜひ活かしてほしい、としていた。まず、@自分の大切なものは何か、を考え、それをどうするか、A発災時の避難場所はどこかを決めておいてほしい。行政が決めた通りではなく、自分で決めてほしい。例えば、ある地域では、61か所の避難所のうち48か所は津波に襲われた。B特に、家族とは落合場所を決めておいてほしい。東北では、落ち合うまでに1か月以上もかかった人たちもいた。 会場外では、被災地の現状や金太郎ハウスの写真展示や義援金受付が行われていた。 |