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本部、防災拠点、町内会、ボラセンなど関連先との連携で
要援護者の特別避難場所への避難訓練
(社福) 寿 「特別養護老人ホームグリーンヒル泉・横浜」

ボラセン拠点、派遣要請待ち
ボラセン拠点、派遣要請待ち
 要援護者を、町内会から、また地域防災拠点から、特別避難所へ関連する各機関・団体が相互に連絡しあいながら避難誘導する訓練が、11月20日(金)午後、(社福) 寿 「特別養護老人ホーム・グリーンヒル泉 横浜」で行われた。

 参加したのは、特別避難所となるグリーンヒル泉・横浜に要援護者を避難誘導する際に関係することとなる関係者。同所職員のほか、中和泉町内会、下和泉町内会、中和田小学校地域防災拠点、泉区役所、泉消防署、泉区社協、泉区災害ボランティア連絡会などが参加して行われた。

 地震発生の合図で、同所2階で火災発生、負傷者確認、安全点検など、同所内の消火・防災訓練に続いて、中和和泉町内会からの要援護者の受入れ。各方面から要援護者受入れ要請を受けている対策本部として、同所には非常用通信設備がないことから、同所に駆け付け、要援護者の収容能力の確認。
 当地区の地域防災拠点から要援護者受入れ依頼に対し、対策本部から同所に受入れ可否確認のうえ、ボランティア・センターに地域防災拠点から同所への避難誘導のためのボランティア派遣要請。ボランティアは誘導指示に基づき拠点にて要援護者を引取り、同所へ避難誘導。同所では要援護者を受け取る。一方、災害時の備蓄品の準備・確認。

 一連の訓練後、反省・検討会が行われた。関連先相互が協力・連携を間違いなく取っていくには、情報の相互確認が重要。ボランティアセンター立上げは、発災後72時間以内であるため、それまでは地元の自助・共助が大切。特別避難所まで、車いすでの誘導には、路面の段差、急坂などアクセスの事前確認と来るかいす操作の習熟も、など多くの反省点が出ていた。
町内会から防災拠点へ誘導 特別避難所では、要援護者の受入れと 訓練後の反省会
町内会から防災拠点へ誘導 特別避難所では、要援護者の受入れと 訓練後の反省会