|トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 | 子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 |ボラネット |
![]() |
大災害時、泉区は? |
どんな長所、どんな短所がある? |
防災図上訓練 |
![]() |
講師は神奈川災害ボランティアネットワーク副代表で、総務省消防庁認定の「防災図上訓練指導員」の植山利昭さん。前提は、同日午前10時に震度6強の地震が発生、県が想定している南関東地震発生時の泉区内での被害想定数値を採用。(出火件数10件、焼失棟数3,670棟、死者10名、負傷者2,080名など)。 数人ずつのグループに分かれ、テーブル上に泉区全体の地図を広げ、、区についての知識を知り、地域の構造を把握するため、鉄道、主要道路、河川・水路、広場・公園を地図上に表示。次に物的防災機関(官公署・医療機関・施設、避難所・コンビニなど)を表示。そのうえで、通行留区間は、がけ崩れは、橋・建物の倒壊は、火災発生個所は…といった問題個所、一方利点となる点など、泉区がどんな地域であるか、防災という面で意見を出し合う。
それらを模造紙に、大災害時における泉区というタイトルで、長所、短所に分け書き出し、その内容を全員に発表していた。想定の被害が起こった時、発生した日時・天候、場所・状況など、自分自身の身に置き換え、その時の自分の対応につき考えることは時間の関係でできなかった。 各グループの発表で、短所として、住宅密集地域が多い、古い住宅も、地盤が心配な川などの周辺地域、道が狭い、高齢者・外国人集住地区がある、大型医療機関が少ないなどが挙げられていた。また、長所としては、周辺に広い避難場所がある、公園・畑など逃げる場所がある、平地が多い、がけ崩れ箇所が少ない、特別避難場所となるような福祉施設が多いなどが挙げられていた。 こういった訓練は、初めての人が多かったこともあり、一人で考えるより、グループで意見を出し合うことで理解が深まった、いろいろな場面を想定した訓練や限定した狭い地区、例えば地域防災拠点単位での訓練を実施したいとの意見も出ていた。 |
||||||||
|