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地域防災セミナー「災害に強くなる知恵と技」 |
忘れない 学び 育てる 防災・減災 |
東日本大震災での経験知から |
佐々木氏は保健師で以前、石巻で勤務。仲間9名のうち6名が犠牲となった。時間がある限り救済に駆け付け、被災者の健康に留意し続けた。菅原氏の町は90数%が津波で家屋を流され、皆命からがら避難した。被災者の心理が時間とともに変化していく様子、備えの重要性、そのための自主防災知識や伝承の大切さなどを語った。
後藤氏は自宅も被災したが、当日学校に居り、学生とともに隣の小学校に避難した。ずぶ濡れの避難者たちを学生らと共に徹夜で介護したり、食料・水だけでなく、薬剤、器具もないなど何もない中、長期にわたる避難生活で所内の保健・衛生管理に努めた。「いいか・悪いか」より「できるか・出来ないか」であったし、「やったことがあることはできる」が「やったことがないことはできないか、時間がかかる」ことが分った。混乱する中で工夫する力、判断基準(赤十字精神)をしっかり持つことができ、やっていけた。災害に関しては、自分のこととして準備しておくことが大切だと。青山氏は、皆さんの経験を学ばせて頂き、どう地域に落とし込むことができるか考えていを信じること、る、として、武蔵野市での地域防災活動の試みとして、情報・物資・専門職支援の対応概念などに付き語った。 小原氏は、シンポジストの話から、伝承の大切さ、人間の自然治癒力、人と人とのつながりの大切さを感じるとともに、知恵と工夫で互いに学び育てることが大切であり、そうしていきましょうと結んだ。 |