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地域防災セミナー |
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いざというとき、誰でも役立つ防災知識を身につけようと「災害に強くなる知恵と技」地域防災セミナー の第3弾 “要援護者を安全な避難場所に搬送する方法の見極め方と搬送する方法”
が12月11日(土)日本赤十字看護大学武蔵野キャンパスで開かれた。
午前中は、「災害時要援護者対策をつなぐ住民組織と医療・福祉の連携」について、同大学の国際・災害看護学教授の小原真理子さんの講義と災害時避難所での要援護者の生活スペースに関するシミュレーションをグループに分かれた検討が行われた。
小原さんは、災害時要援護者に対する防災の必要性、過去の災害時における犠牲の状況、大地震の発生確率、要援護者に関する法的根拠、要援護者とは、各要援護者の特徴と配慮事項、支援の考え方、個人情報、安否確認、避難訓練、自助・公助・共助の連携等について、パワーポイントを使って説明。特に、要援護者には、@一人暮らし
A寝たきり B認知症 C難病患者も含めた内部障がい者 D知的障がい者 E精神障がい者 F視覚障がい者 G聴覚障がい者・言語障がい者 H肢体不自由者
I妊産婦 J乳幼児・児童 K外国人等、多種にわたるとともに、それぞれの特徴と配慮すべき内容について説明した。
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毛布での搬送を8名で |
それを受けて、受講者を8グループに分け、避難所に来た要援護者をどう適切に用意された区画に誘導するかのシミュレーションに移った。避難してきた各種障がい者を、要援護者用に部屋を4区画に分けた各区画に、どう振り分けるべきかについて検討。性別、年齢、障がいの内容が書かれた資料を基に、医務室、トイレ、出口に近いか、段差があるかなどを考えながら、同一区画でいいか、別区画とすべきか、意見を出し合いながら決めていた。
午後は、災害時のある場面を設定し、その時何をすべきかの机上シミュレーションが行われた。自分・家族の安全、周辺の状況、ライフライン・通信の状況、避難に当って準備や考えておくべきことなどを意見を出しあいながら考えさせていた。次に、三角巾を使った応急手当ての方法に始まり、担架、車いす、毛布、イスなどを使ったり、何もない時の搬送法の体験を行った。 |
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