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栄・防災ボランティア・ネットワーク 主催 |
災害ボランティアセンター開設・情報訓練 |
区災害対策本部・地域防災拠点・特別避難所・ボラセンとの連携 |
2月16日に関東大震災時相当の地震が発生、栄区内で震度6強から7。3日後に当たる19日にボラセンを開設。今回の訓練内容は、@ボラセン開設に加え、A地域防災拠点(以下:拠点)、特別避難所としての地域ケアプラザ(以下:CP)、区災害対策本部(以下:本部)、ボラセンを無線で繋ぎ、被災情報やボランティアニーズ(以下ボラニーズ)情報の伝達の流れ確認、B本部からの被害情報、拠点、CP、本部からのボラニーズ情報をボラセンとして整理し、ボランティア募集に結び付ける、Cニーズ受付、ボランティア募集などに使用する書式の検討など。 本部にはデジタル防災無線アマ無線が配置され、ボラニーズ発信元の拠点にはデジタル防災無線とアマ無線が配置、CPにはアマ無線と電話が配置されている。ボラセンでは、本部、拠点、CPから入る災害情報を確認しながら、併せて続々と入ってくるボラニーズの対応に追われていた。発災時に当然、連携が求められる幅広い関係先との今回の訓練は、まさに現実の一端を示していた。
ボラセン開設とともに、各拠点、CPから、本部やボラセンに次々とボラニーズの連絡が入る。本部は受付けた情報の要点をボラセンにメモで渡す。ボラセンでは、本部からの情報に加え、直接CPからの伝達を受け、内容を纏め、ボランティア派遣依頼票、ボランティア募集・求人票に書き込み、求人票を所定の掲示板に貼る。 直接入る伝達では、内容の確認にかなりの時間がとられていた。あるCPからは、デイサービス利用者で、認知症の高齢男性をCPまで誘導するとともに、CPでの話し相手を、またある拠点からは本部経由で、CPから車イスを拠点までの運搬依頼、といったボラニーズが続々入ってくる。また、後でその内容では情報が不十分なことに気が付く場面もあった。 そういった一連の作業の中、本部から、どこどこで火災発生、交通事故で道路遮断といった災害情報の連絡が入り、臨場感あふれる中、一方ボラニーズ整理の作業が中断されるといった状況。 今回のボラニーズ聞き取り、整理をそれぞれ7,8人づつの5グループに分け行われた。訓練総括として、それぞれ反省、意見、交流がなされた。特にニーズ聞き取りの重要性、ボラ派遣に、どうしても必要なチェック項目の整理をといった意見が多かった。 会場内の一画には、家具の転倒防止のための紹介コーナーが設営され、訓練の休憩時には説明会が催されていた。 |
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