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栄・防災ボランティア・ネットワーク 主催
地域と災害ボランティアセンターとのつながり
行政、社協、拠点、自治会とボラセンとの連携

行政、社協サイドのパネラーたち
行政、社協サイドのパネラーたち
 横浜栄・防災ボランティアネットワークは、9月に行われた研修会「ボラセンの役割は」〈被災地支援活動から学ぶ〉での教訓から、ボラセンと地域との連携の重要性について学ぼうと、「地域と災害ボランティアセンターとのつながり」〈地域・防災組織・行政の連携は〉と題した研修会を、11月20日(日)、栄区本郷地区センターで行った。

 パネルディスカッションに登場したのは、栄区役所(総務課、こども家庭障害支援課)、栄区社協、地域防災拠点、自治会、当ボラネットの6名。総務課は3.11を踏まえた防災対策、区災ボラセンターの内容。災ボラセンター設置時に区対策本部でボランティア班担当となる子ども家庭障害支援課は区災ボラセンターとのかかわりを。区社協は、市・区・地区といった災ボラセンターにかかわる全体像と社協の立ち位置、災ボラネットとの連携を紹介。
  拠点、自治会、災ボラサイドのパネラーたち
  拠点、自治会、災ボラサイドのパネラーたち

 一方、地域代表として、庄戸小学校地域防災拠点運営委員から、管轄町内会、拠点の状況に加え、管轄地域内にサテライト拠点設置検討と拠点は避難所としての役割とともに、行政、ボラセンとの連携拠点としての機能向上の必要性に言及。自治会代表として、新しい、大規模高層住宅地であるガーデン・アソシエ自治会から、3.11後の住民アンケートや特に自助に向けての対策、検討懸案事項について紹介した。

 休憩をはさんで、パネラーに対し参加者からの質疑では、行政に対しては水、トイレ、通信、交通、ボラセン設置予定場所などについて意見交換がなされていた。地域サイドには、サテライト拠点の具体的内容や地域のボランティアとの関係などについて、やり取りされた。

 パネルディスカッションに入る前に、宇都宮直哉運営委員から9月の研修会の振り返えりとして、災ボラ活動からの教訓、地域とのつながりの大切さ、支援を受ける側の『受援力』、e-防災マップ活用の方向性について解説があった。
 また、栄区と提携関係にあり、3.12に3回も震度6程度の地震に見舞われ、大きな被害を受けた長野県の栄村について、東日本大震災発生の翌日ということもあり、ニュースに上らないが、地域内でのコミュニケーションの強さ、結束の強さで被害を克服し復興に向かっている状況を語った。