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瀬谷災ボラ・マーク
瀬谷区災ボラ・シミュレーション参加報告
80629 瀬谷区災害ボランティア・ネットワーク主催
みんなの意見を集約する竹内代表
 「瀬谷区災害ボランティア・ネットワーク」による「ボランティア・コーディネート・シミュレーション」が、6月29日(日)10:00〜14:00に瀬谷区社協で、同区社協、同区役所の協力のもと行われた。大雨の中、同地区のボランティア(以下Vol) のほか、港南区、栄区、旭区、泉区からも参加、総勢約50名であった。泉区からは社協・川田氏、災ボラ・江尻が参加した。

 冒頭、同ネットワーク代表の竹内氏は「3月に内々のミニ・シミュレーションを実施した。今回が2回目で、他区からの参加も受け行うこととした。入念な準備を行ったつもりだが、いろいろな問題が出てくると期待している。どういった点が問題かを明らかにする、検証することが、今回の目的でもある。」また、シミュレーション後には、「多くの課題が明確になった。検討、解決を図らなければならないものもある。来年3月に予定しているシミュレーションでは、より良いものにして行きたい。」と語っていた。

 想定地震・被害想定の説明に続き、区役所サービス課(災害対策本部Volセンター担当)多田課長によるセンター開設の発声、それを受け同ネットワークがセンター運営に着手(地震発生3日後を想定しているとのこと)。
 コーディネーター・リーダーの竹内氏からコーディネーターの役割分担(受付担当、ニーズ担当、オリエンテーション担当)と同区Volや他区からの参加者がVol役になることと今日の手順の説明があり、シミュレーション開始となった。

 2階団体交流室がVolセンターとなり、以下の手順では行われた。室内の壁には、センターのレイアウト図、瀬谷区大地図が貼られ、室内中央テーブルにも瀬谷区大地図が置かれていた。
1 入口を入ると「新規Vol受付窓口」。登録簿とVol参加注意事項が書かれた紙を渡される。登録簿に必要事項を記入し返却。
2 「当日Vol受付窓口」で、受付用紙に氏名を記入、当日受付番号をもらい、ポストイット用紙にその番号と名字を記入。
3 「Vol名札作成窓口」で、半透明テープに当日受付番号と名字を記入し、自分の胸に貼る。
4 Vol募集掲示板に貼ってあるニーズ票から自分が活動可能且つ希望するものにポストイットを貼付ける。ニーズ人数に達すると、そのメンバー全員は呼び出しを受け、オリエンテーション窓口に誘導される。
5 リーダーを決め、リーダーは依頼兼報告カードと地図を受け取る。メンバー全員はニーズの内容と注意事項の伝達を受け、スタート。リーダーの携帯アドレスを登録。
6 現場到着、来訪の挨拶、活動後、帰着・報告。
 
シミュレーション終了後の反省会で出た反省点の主なものを下記。
1 センターには総合案内所が必要では。
2 受付関係ではVolが集中し、新規受付、当日受付、名札作成場面で混雑。記入する書類が多く、また記入する場所が明示されていまいため、迷っている人もいた。スペースが足りない。天災ボランティア保険自動加入にすべきでは。
3 今回、ニーズ担当ではVol募集表(ニーズ表)は事前に作成していたので、全工程をシミュレーションしないと、どの程度時間がかかるか不明。次回シミュレーション時実行したい。掲示板前に担当を置いて勧誘した方が必要人数を早く埋めることにつながる。 オリエンテーションとの連携が悪く、混雑
4 オリエンテーションの説明役と説明不足。送り出したVolとの連絡方法(現場到着など)、特にVolサイドからセンターへの。帰着後の報告内容が不足。送り出しに時間がかかった。送り出し窓口が不足。今回は事前準備だったが、当日依頼の道案内地図作成方法。土地不案内のVolにもわかる地図を!。「依頼兼報告用紙」の内容再検討。
5 当日雨だったため、当初計画の外部活動が制限・割愛された(車イスなど)
6 連合、地区社協、民生など含めた連携活動は今後の課題。
7 Vol活動用雨具などの準備が必要になるのでは。
8 ベストは素晴らしい。初めてのシミュレーションにしては、まずまずでは。

 コーディネーター各りーだーから、今回の反省点などの発表後、参加者全員にに受講証が手渡され、解散となった。

開始前、Vol集合・待機 Vol新規受付風景 Vol募集掲示板 Vol送出しの説明風景
当日の資料
シミュレーションのスケジュール
ボランティア受付の流れ
ボランティア登録簿
ボランティア活動参加者注意事項
災害・被災情報カード
ボランティア登録証明書