災ボラが立ち上げ訓練
 設営時の動きを確認

業務説明するボランティア  
 業務説明するボランティア  
 泉区災害ボランティア連絡会と泉区社会福祉協議会は3月15日、災害発生時にボランティアの派遣依頼の受付や、実際に派遣を担う災害ボランティアセンターの立ち上げ訓練を行った。

 震度6弱の首都直下型地震を想定したもので、区災害対策本部から要請を受けた同センターが、設営や総務班・情報班など各部門立ち上げの動きなどを確認した。また、準備から開設までの流れを把握することで、参加者が知識を共有した。

 同連絡会はこれまで、ボランティアの受付や登録等を調整する動きなどを確認してきたが、センターの立ち上げを検証・確認した訓練は、泉区では初の開催となった。

 同協議会の知久達哉事務局次長は、「災害時に被災側とボランティア側、どちらの立場になるか分からない。まずはボラセンを知ってもらい、活動に参加してもらえれば」と話し、課題を検証しながら今後も訓練を重ねていくとしている。