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泉区災害ボランティア連絡会
災害ボランティアセンター・コーディネート訓練
各担当部署のマニュアル確認も

センター開設依頼を報告する堀局長
  センター開設依頼を報告する堀局長
 泉区災害ボランティア連絡会は「災害ボランティア・コーデネート訓練」を当会員を対象に3月13日(日)泉ふれあいホームで行った。今回の訓練は会員が、災害ボランティアセンターの運営について習熟することを狙うとともに、検討してきたマニュアルの検討も兼ね実施された。

 災害発生に基づき、泉区災害対策本部から災害ボランティアセンター開設依頼が区役所多田課長から泉区社会福祉協議会堀局長に対しなされた。当局長からの連絡で泉区災害ボランティア連絡会の山片運営委員長とともにセンター開設宣言がなされた。

 今回の訓練は、当センター・コーディネート・グループのコーディネート班について行われた。参加した会員を任意にボラ受付、マッチング・送り出し、報告・フォローの各担当に配置された。会員は、どの担当も実施可能となることを狙い、今回初めて担当することになった人もいることから、当日事前に配布されたマニュアルを読み込んでいた。
求人票を見て回るボラ役  
求人票を見て回るボラ役  

 ボランティアの受付け開始となった。ボランティア役の会員、一部一般の参加者は、受付け誘導から始まり、登録、ボラ求人票への貼付、派遣に当りグループ化、スタート、帰着、報告といった流れを体験し、その繰り返しを行っていた。

 その中で、ボランティア・サイド、各担当、社協サイドといった各サイドから見た不都合点が意見として発表されていた。受付部門では、1日2回ボラ活動をする場合の受付処理、団体登録の効率化や必要性などが出されていた。送出し部門では、担当班の内容が幅広く、業務内容別に担当を分けるなど、例えばニーズ内容の説明や土地勘のないボラに対するアクセツ説明などに陣容が必要、としていた。報告・フォロー担当では、送り出し担当との連携や資料・書式の内容に検討すべき個所がある、としていた。社協サイドから、天災付ボラ保険の申込はセンターで一括より、個々に記入してもらう方がベターでは、との意見が出されていた。これら意見を受け、マニュアル変更を運営委員会で検討することとなった。
 
 なお、訓練終了後、運営委員会を開催。今年度も締めの時期に来ていることから、5月の総会と来期計画などを検討するため、運営委員会を4月13日(水)、27日(水)いずれも18:30から開催することとなった。

 前々日に東北地方太平洋沖地震派生があり、それに対する思いもあり、皆真剣に訓練に当っていた。また、当連絡会として、何ができるかお互いに考えておこう、としていた。