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中和田中学校 地域防災拠点
避難所運営ゲーム(HUG)を実施

ゲームスターとともにに、意見百出  
ゲームスターとともにに、意見百出  
 日本は世界有数の地震国。何時どこで大地震が起こっても不思議ではない。大地震が発生した場合、家屋の倒壊、津波、火災、山やがけ崩れなどにより、被災した人々は避難所での生活を強いられることになる。もし、自分が避難所の運営をする立場としたら、どう対処したら良いか。

 中和田中学校地域防災拠点は、担当する自治会・町内会である和泉台谷戸町内会,和泉東町内会,和泉町団地自治会の拠点運委委員など関係者を集め、泉区災害ボランティア連絡会の協力の下、避難所運営シミュレーション訓練(HUG)を9月8日(日)午前、同校被服室で行った。
  ゲームの進め方説明で
  ゲームの進め方説明で

 泉区災害ボランティア連絡会メンバーによる当訓練の説明や各グループへのサジェッションなどで、次々と読み上げられるカードに示された課題に対し、意見を出し合いながら、カードを図面に置いていく。カードには避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える認知症、心臓病、喘息、インフルエンザなどの事情が書かれており、それらをどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起きるトイレ問題、物資搬入、ホームレス、外部からの安否確認、自宅避難者への食料配布要求、炊き出し場などの必要なスペース確保など様々な出来事に、どう迅速に対応するかが求められる。

 訓練後の感想、意見では、これだけ一時にいろいろなことを処理しなければならないことから、強いしっかりしたリーダーが必要だ、事前にいろいろなことを取り決めておく必要がある、こういった訓練を何回か経験し、課題・問題点を押さえておきたい、静岡県のモデルを基に体験したが、ぜひ自分の学校をモデルにこういったゲームをやってみたい、といったことが出されていた。