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緑園西小学校地域防災拠点運営委員会
住民自助い向けた啓蒙 と
拠点内の配置決めなどの事前準備を
避難所運営ゲームの第2弾で横浜型DIG

グループ発表「トイレ問題も…」  
グループ発表「トイレ問題も…」  
 「拠点運営本部」の部屋はどこに設定する?、避難者の受入れ準備には、何がある?、トイレ対策は?、プライバシイー保護も考慮した「更衣室、授乳室」は、どこがいい?など、地域防災拠点(避難所)開設に当って、そういったことに、どう考えておくべきか、その場所を拠点(学校)のどこに配置するか、意見を出し合いながら、小学校敷地全体の見取り図を覗き込みながら、意見を出し合っていた。

 緑園西小学校地域防災拠点の運営委員会は、11月24日(日)同校内で横浜型DIGを活用した訓練を行った。当委は、昨年11月に避難所運営訓練(HUG)を行い、その教訓から災害時に備え地域防災拠点(避難所)内の配置を事前に取り決めることを決めているが、今年度のメンバーに大きな変更があったこともあり、今回の訓練となった。

 参加したのは、当運営委員会(委員長:八谷通紀)メンバー、同校桃井陽子校長、同校山本節子副校長、泉区年金保険課加藤正信係長、同課廣原英樹係長など。
 


 横浜型DIGは、学校、区役所、自治会など運営委員会を構成する全員が、避難所開設・運営手順の基本的事項を把握し、運営する上での課題を共有することを目的に、東日本大震災の教訓から作成されたもの。地震発生から24時間の状況の推移と避難所を開設・運営する上での課題やその対策などを話し合うもの。大地震発生後、拠点の開設準備、開設、避難者受入れ、避難生活開始といった流れを、スライドで状況を示し、その際の対応について運営委員として、どう対応するか、グループで意見を出し合い、考えて行く。10の設問が次々と与えられ、短い時間の中で、話し合いが続けられていた。 

 当拠点の4自治会ごとのグループに分け行われた。災害時の経験や知識など各人の背景の違いから、意見や想定がなかなか決まらない項目もあったが、グループ代表の発表では、体育館の区割り、それをオーバーする避難者の場合の収容場所、トイレ対策等のほか、住民に対し災害時に拠点に来なくて済むような自助対策の啓蒙も大切だ、この訓練で、さらに理解が深まったのではないか、との意見も出されていた。