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泉区災害ボランティア連絡会
コーディネーター・シミュレーション
まずは会員相互の訓練


活動内容を説明する送出し班
 泉区災害ボランティア連絡会は11月25日(火)、泉区役所で「災害ボランティア・コーデネート・シミュレーション」演習を行った。今回のシミュレーションは9月に続き2回目で、初回より若干会員の幅を広げ行ったもの。ボランティアセンターの1日の流れの中で、いろいろな担当分野・場面が考えられ、会員全員がそれぞれの分野を経験することが必要だと指摘されていた。

 司会役から当日の実施要領の説明とともに、会員をコーデネーター役とボランティア役の分けられた。コーデネーター役の役割分担はその時点で指名される方式をとったため、ほとんどが初めての経験の中でスタートした。

 コーデネーター作業は、@新規ボランティア受付 A当日受付 B名札受付 Cニーズ担当 Dオリエンテーション(送出し) E報告・フォロー に分けられ、それぞれを1名から3名程度が配置されていた。ボランティア役の人たちも会員の中から、それぞれの検討班に所属しているメンバーたち。
ボランティアの新規受付風景
ボランティアの新規受付風景


 スタートとともに、ボランティア役の人たちが、まず新規受付に導かれてきた。登録用紙への記入(登録簿作成)、ボランティア登録証明書発行、天災特約付きボラ保険加入の勧誘がなされていた。当日受付簿に記名、求人表(ボラ募集表)に貼るための男女別色のポストイットに記名。さらにガムテープに記名し、各自胸に貼ってもらう。「ボランティア活動募集」ボードに貼ってある募集表から希望の案件に、自分のポストイットを貼り付ける。募集人員に達した案件から、オリエンテーション担当に引き継がれる。案件の活動内容・注意事項の説明を受けると共に、必要書類を渡され、いよいよ活動現場へ。ボラは活動後帰着。報告担当は活動内容などの報告を受け、報告書に記入、といった一連の流れであった。

 短時間のシミュレーションであったため、あらかじめニーズ表は作成済みであった。またボランティア15名という小人数であったこともあり、大きな混乱もなく終了。ただし新規受付、マッチング、送る出しなどでは滞留も見られた一方、当日受け入れなどでは空きが見られ、そこでは他担当への応援も行っていた。

 ニーズを的確に吸い上げ、ボランティア活動してよかったとボランティアから思われ、また、現場からも良くやってくれたと言われるような運営ができるようなものに仕上げていきたいと、山片悟運営委員長は語っていた。