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体育館で防災の説明 |
(財)大和市国際化協会による外国人を対象とした「防災セミナー〜災害シミュレーション〜」が9月21日(日)9:00〜17:30、大和市立渋谷中学校で、大和市(防災対策課、消防本部)、やまと災害ボランティア・ネットワークの協力のもと行われ、ペルー、中国などにつながる人たちが参加していた。泉区からは社協・石塚局長、災ボラ・江尻が参加した。
大和市の外国人登録者数は2007 年12 月現在、総人口約22万人のうち、6,579 人(70 カ国)で、定住化が進んで外国人市民の抱えている問題は、滞在期間の長さに比例して、多様かつ複雑になってきている。一方、外国人市民が絶えず出入りしているのが現状。国別には、ペルーを筆頭に、中国、ベトナムが多い。
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煙避難体験 |
今回のセミナーは、災害発生時に情報難民となりやすい外国人を対象に企画された。地域を歩いての防災マップ作りから始まり、市防災対策課による「大和市の防災対策」、消防本部指導による「煙の中の避難」・消化器使用体験、県営水道・大和営業所による「災害時飲料対策」、群馬大学大学院生による「災害弱者、避難所、傷害・疾病、災害時における外国人の置かれる状況、ボラティア」などの説明のほか、応急手当・搬出体験など盛り沢山の内容を、非常食の昼食を挿んで行われた。
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消化器訓練 |
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いつ起きてもおかしくないと言われる東海地震など大地震に対し、日頃の防災対策、避難場所の確認を含めた避難計画、伝言ダイヤル171、などについて強調していた。言語によるコミュニケーション障害となる外国人に対して、地域での相互協力の必要性から自治会への加入、医療のための保険加入が必要なこと。一方、支援としては、通訳ボランティア確保、文化・宗教への配慮、多言語でのFM放送を含めた情報提供、各種相談窓口、安否確認などが求められる、としていた。 |