トップページ  災ボラ連絡会 |ニュースレター

横浜災害ボランティア・ネットワーク会議 2008年度総会
2008年は3ヶ年計画の最終年
計画の遂行と今後の課題検証に向けて
泉区災害ボランティア連絡会も運営委員に

 

 横浜災害ボランティア・ネットワーク会議(代表:吉村恭二)の2008年度総会において、泉区災害ボランティア連絡会は、当会議運営委員(任期2年)に選任された。

 当総会は、横浜市健康福祉総合センター会議室で6月4日午後6時から開催され、07年度の事業・決算報告、08年度の事業計画・収支予算、新役員・運営委員の選任、(財)横浜市青少年育成協会から(社福)横浜市社会福祉協議会内への事務局移管について審議、了承された。

 07年度事業面では「横浜市災害ボランティア・センター設置・運営等に関する協定書」に基づき、同センター立ち上げについての検討やシミュレーションを通して、今後解決すべき諸課題が明らかになった。06〜08年の3ヶ年計画に基づいた実施面については、区ネットワークへの支援で中区、青葉区、泉区がそれぞれ連絡会設立に至ったこと、災害ボランティア講習会の実施、災害情報の提供としての広報活動などが報告された。

 08年度事業計画も3ヶ年計画をもとに、各項目ごとに説明され了承された。質疑の時間には会員から、コーディネーター研修の中・上級編開催、ホームページ有効活用、メーリングリスト開設による会員間の情報共有化、広報紙におけるより前倒しした・新しい・先取りした情報掲載、地域の各種団体との連携強化に向けた具体的関わり方、横浜市とのかかわり方などについて、活発な意見が出されていた。、

3ヶ年(06〜08年度)の基本方針
1 区ごとのネットワークづくりを支援するとともに、設立間もない区ネットワークへの支援を図っていく。
2 区ごとのネットワーク組織の拡大と活性化を図る。特に、地域防災拠点との連携や要援護者への支援を積極的に図っていく。
3 災害時でのボランティア活動のノウハウの普及に努める。
4 災害情報の提供を図っていく。
5 行政および他団体との連携、協同を推進していく。
6 区ネットワークを含めた組織体制の確立を図っていく。

 代表の吉村恭二氏は冒頭あいさつで、「地震災害時には、多様な行動能力のある人々、いろいろな情報を持った人々・グループの協力が日常的に構築されているか、すなわち日常のネットワークがあるかが問われる。日ごろから顔の見える関係作りと人々・グループのネットワークが出来ているかが災害時には生きることになる。ぜひこの会議を通してこういった環境を構築していきたい」と語っていた。