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細野部長は、子どもの非行、虐待、EVなど、いろいろ問題がある現状、それらの防止や更生に当って、地域の結びつきが大切で、ぜひ関係者が手を携えて支えていってもらいたい。また川上氏は、最近の区内における刑事犯罪は減少をしてきているが、月約100件ある。自動車盗、車上狙い、空き巣に加え、振り込み詐欺が大きな問題犯罪、といった現状が報告された。 引き続き、ビデオ「立ち直りを支える 地域のチカラ」が上映され、犯罪者の社会復帰の難しさ、再犯率の状況、保護司の活動紹介、更生保護女性会、BBS会、協力企業、更生保護施設など保護司を含めた犯罪を犯してしまった人の社会復帰に向け、立ち直りを支える人たちの活動も紹介していた。 意見交換や感想についてでは、保護司から具体的な活動状況が発表され、守秘義務をもった中での活動の苦労、やりがいなどが話された。また当地域内の中学生も含めた若い人たちの動向、犯罪歴のある人に対する社会一般の冷たい目、扱いなどについても意見が出されていた。 毎年7月は“社会を明るくする運動”の強化月間。これは、法務省が主唱し全国展開される運動で、今年は第61回。今年の行動目標は、昨今の雇用情勢を踏まえ、@犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支える。 A犯罪や非行に陥らないように地域社会で支える。 B地域社会の理解を得るよう務める、としている。 泉区としては、@安全で安心して暮らせるまちづくり活動としての自主防犯活動への参画と取組み A街頭での啓発活動 Bポスター・リーフレット等の掲示、配布 C関係団体における連絡会および「ミニ集会」の開催 D当運動に対する作文コンテストの小・中学校へ周知、などを実施する。今回の『ミニ集会』はこれら活動の一環として行われたもの。 |