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泉区防災事業計画
「災害ボランティア・ネット・ワーク組織」年内立上げに

挨拶する泉区・早川区長
挨拶する泉区・早川区長
 泉区では、災害時に他都市から応援に駆けつけてくれるボランティアの受入れと区内で救済を求める地域への派遣などをコーディネートする「災害ボランティア・ネットワーク組織」を泉区社会福祉協議会の協力のもと、年内に設立する計画である。

 泉区防災連絡協議会総会が、5月24日午後、泉区役所4階消防会議室で、泉区長を始めとした関係行政機関、連合自治会町内会長会会長ほか協力機関・団体、NTT東日本神奈川災害対策室ほかライフライン関係機関出席のもと、3年ぶりに開催され、平成18年度における防災事業報告、平成19年度計画、各関係団体・事業者の防災についての取り組みなどについて、審議、意見交換がなされた。

 今年度計画には、泉区洪水ハザードマップの作成(6月に完成予定)、「防災の日」・「防災とボランティアの日」での震災対策、風水害対策、各地域防災拠点における防災、自衛隊応援部隊受入態勢確認、無線による情報伝達などの諸訓練のほか、防災講演会実施に加え、泉区社会福祉協議会とともに「災害ボランティア・ネットワーク組織の設立」などが挙げられている。
 
 泉区としての防災への具体的取組みとして、災害時における要援護者地域支えあいモデル、防災マップ作成などの防災対策事業、地域防災活動や町の防災組織活動など地域への助成制度について説明がなされた。またライフライン関係機関を中心に、各社・機関としての取組みに加え、NTT東日本からは災害用伝言ダイヤル171、東京電力からは電気による二次災害防止のための注意喚起、東京ガスの広報活動、横浜市水道局の応急給水などについて報告がなされた。

 「危機管理は想像力だといわれている。シュミレーションの積み重ねが、いざという時に適切な対応につながる。皆さんの協力のもと、十分な情報交換と日常の意思疎通で区民の安全安心を図って行きたい。」と当会会長の早川区長は語っていた。