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車イス体験
 困っている人を見かけたら、お手伝いしたい
緑園東小5、6年生の福祉教育
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でこぼこ道と段差を体験
 横浜市立緑園東小学校で、11月29日(月)午前、5年生、6年生の各3クラスを2回に分けて、6クラス全員を対象に「福祉体験学習」が同校体育館内で行われた。介助される人の立場にたった介助のあり方、介助する場合の色々な注意点を実感してもらおうと、泉区社会福祉協議会と同福祉教育サポーターの指導のもと行われた。

 冒頭、車椅子の構造や使うに当っての注意点、車イスに乗っている人が困っている時の思いやりを持って対応してほしいなどの話を聞いた後、実際の体験に移った。
  S字走行体験
  S字走行体験

 体操用マットで、でこぼこ道と段差体験、跳び箱用踏み台で段差体験、平均台を平行に並べられた間を通ることで狭い道体験、カラーコーンの間をS字に通ることで急カーブ体験。2人1組となり、交互に介助する人、される人の体験走行を行った。

 子どもたちは、介助される時は、でこぼこ道での乗り心地の悪さや段差での怖さを、介助する時は、段差の昇り降り時の扱いの難しさ、狭い道や急カーブでの操作の難しさを感想として語っていた。また、車イスに乗っている人を見かけることがあるが、こんなに大変なことだとは思わなかった。今度見かけたら、お手伝いをしたい、と話す子もいた。