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〜団塊世代 パワーのいずみ事業〜 |
『 名もない草に、もっと興味を持とう 』 |
「 定年からはじめる園芸講座 」第3回目 |
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まずは、基礎知識を |
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『定年からはじめる園芸講座』の第3回目。講師に「日本園芸療法研修会」顧問の山浩美さんを迎え、雨上がりの11月11日(日)中田西の「共働舎」での講義と隣接する「ベルガーデン」で実地講座が開かれた。
雑草は身近にあり、可愛がられてもいない。しかも、繁殖力が強い、たくましいこの植物は、四季、高低差、方角、土壌により、様々な種類のものが生えてくる。これを知ることにより、庭造りのヒントにもなると解説。雑草にも、酸性の土壌を好むもの、アルカリ性の土壌を好むものがある。雑草を取り除くには、種が出来て飛び散る前に。また根が地中深く張っているものもあるので、注意をしなければならない。
本来、日本の土壌は弱酸性であったが、ヨーロッパ、地中海地域から入ったパンジー、ラベンダー、チューリップなどは、アルカリ性の土壌を好むので、土の質を変えなければ育たない。また近年、酸性雨が問題になっていることにも配慮が必要。
講義後、庭に移動、どのような秋の雑草があるか、その取り除き方の実地研修の後、質疑応答。山さんは終わりに、「名もない草にもっと興味を持ってほしい」と締めくくり、本日の講座を終了した。
今回のこの講座は、泉区役所が団塊世代の社会参加を促すため「団塊世代 パワーのいずみ事業」の一環として主催。基礎的な園芸・庭の知識を学びながら、楽しく自然と関わり、環境問題などを考えるシリーズ講座。
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雑草を知ろう。いろんな雑草がありますね。 |
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