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分担協力・指導に集まった人たち |
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横浜市立汲沢中1年生のクラス毎に手話、高齢者疑似体験、車いす、点字、誘導について体験する福祉教育が1月24日(金)午後、同校で行われた。泉区社会福祉協議会、同福祉教育サポーター、泉区聴覚障害者協会、汲沢地域ケアプラザ、北汲沢地区社協、点字グループてんとうむし、視覚障害者誘導ボランティア・ブラインドメイトさくらんぼがそれぞれ分担協力、指導のもと実施された。
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体験用グッズ装着のモデル |
筆者は、高齢者疑似体験のサポーターとして参加した。泉区社協および福祉教育サポーターのメンバーが、生徒たちへの高齢者体験用グッズの装着を手伝い、室内から廊下へ、トイレへ、そして階段の上り下り、手袋を二重にはめた手で受付簿に名前を書いたり、電話をかけてみたり、白内障体験用のメガネをかけて掲示物や書籍を眺めたりの体験に当り、安全確保とともに、指導・誘導に当った。
生徒たちは、白内障疑似メガネや視野を狭めたメガネをつけると、全く見え方が違ったし、肘・膝がよく曲がらない用具をつけ、手首・足首への重り、ベストへの重りなどを付け杖をつき、介護者としても友だちと一緒に一巡。
階段の上り下りが怖かった、名簿がよく見えないし、手袋した手での記名は汚い字になった、いろいろ身に着けるので動きづらかった、などと体験後に疑似体験用紙に書き込んでいた。
当中学校では、福祉教育の一環として、毎年1年生に対し、社協や地域の福祉団体の協力を受け、障がい者に関する講座や体験を実施している。 |