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当講座の第1回で学習した高次脳機能障害、失語症に関しての知識、コミュニケーション技術、会話に当っての基本姿勢、マナー、心構えについての復習から始まった。そして、長い文章をどのように伝えたらよいか、例文を与えられて、受講者同士の実習に入った。 次に、“元気かい泉”に現在通っている利用者に登場、各グループに入ってもらい、まず自己紹介から始まり、コミュニケーションの難しさを実体験。またグループを2つのわけ、A、Bグループに交互に次々と講師から与えられる『言葉』を交互に言い当てる演習を行った。
コミュニケーション障がいの人は、「うまく話せなくても聞いてもらえる」「自分の存在を認めてもらえる」「同じ状態の仲間がいる」「支えてくれる人がいる」といった環境を求めており、「話せないのは辛いが、頑張って話をしてみよう』と思っていることを理解してほしい、と、講師のYAC(横浜失語症会話パートナーを養成する会)の言語聴覚士 金場理恵さん。 そして、失語症パートナーの役割は、「言いたいことを引き出す」「言葉の理解を助ける」「コミュニケーションの橋渡しをする」ことで、それには「思いを知りたいという心」を持っていることに加え「適切な会話技術」と「正しい知識」が必要になる、と締めくくっていた。この実習後、参加した障がいのある人たちは、口々に、この会に参加して楽しかった、うれしかったと、中には涙ぐんでしまう人もいた。 当講座の第3回目は、3月18日(金)に身近な活動先やリハビリグループの紹介などを行う予定となっている。 また、さらに知識・技術向上を目指す人は、「横浜失語症会話パートナー養成する会」を紹介していた。 |