|
|
食中毒予防を呼び掛ける主催者たち |
|
昨年と同時期の8月3日(水)、イトーヨーカドー立場店前広場で食中毒予防キャンペーンが開催。泉区食品衛生協会(伊東会長)と泉区福祉保健センター(菊地所長)の共催で、短時間ながら実りある催事だった。このところ落ち着かない天候は、この時も黒雲の空。「なんとか降らずに・・・」と祈るような前橋(福祉保健センター生活衛生)係長。玉崎課長をはじめ、食品衛生協会のスタッフ30人も、事前に予防クイズやアンケート用紙を配りながら、やきもき。
熱意が通じてか、アトラクションの横浜市消防音楽隊の「上を向いて歩こう」が演奏される頃には、誰も空を気にせず聞き入る。やはり復興を願っての選曲であった。また、同音楽隊ポートエンジェルス119、10名による華やかなステージドリルが始まると、心なしか[かまくら道]を走る車両もスピードダウン。綺麗でリズムに乗っての動きも躍動的。これだけでも来た甲斐があったと喜ぶ。
|
|
|
横浜市消防音楽隊の「上を向いて歩こう」 |
終了後、本番の予防クイズの回答と説明が、今年保健センター入社の西前さんが歯切れよく説明。「食前の手洗いも、指の間を丁寧に」「臭いだけで判断しないように」等、ふだん見過ごされている基本的な注意事項が、身の回りに多いことに驚く。時節柄参加者(延べ300人位・玉崎課長)も多く、熱心に取り組んでいた。終了後、抽選で景品のプレゼントがあり、協会加盟店からの賞品が読み上げられ、盛り上がった。
「今年は冬にも開催したい。特にノロウィルスの予防も」とは、宇賀神前協会長(17年間会長在任・今年交代)の意気込み。「出来れば、何箇所かでやりたいのだが・・・」とも。ぜひお願いしたいものだ。なお、区の食品衛生協会は現在約300店が加盟。みなさんの前向きな姿勢が感じられた「楽しさもある勉強時間」であった。 |