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ヘルスメイトの健康講座 |
日本の平均年齢は世界1のレベルだが、健康寿命との差は男性で9歳強、女性は13歳弱と大きく、健康寿命の延伸と地域別格差の縮小が、平成25年度からスタートしている「健康日本21(第2次)」(厚労省)の目標となっている。その目標達成のための具体的項目として、また国民に対する啓発事項として、下左表を挙げている。例えば【栄養・食生活】では@適正体重の維持、A塩分を減らし、野菜を多く、B一緒に食事を、C1日3食を、といった注意事項を付記している。
1 |
身体活動・運動 |
2 |
飲酒はほどほどに |
3 |
栄養・食生活 |
4 |
休養 |
5 |
喫煙 |
6 |
歯・口腔の健康 |
7 |
循環器疾患の予防 |
8 |
高齢者の健康 |
9 |
糖尿病予防 |
10 |
ガンに注意 |
11 |
社会環境の整備 |
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泉区食生活等改善推進員会(泉区ヘルスメイト)は、1月22日(水)新橋地域ケアプラザで健康寿命を延ばそうと「健康づくり講座」を開いた。当グループは、「私たちの健康は私たちの手で」を合言葉に、地域のあらゆる世代の人たちとの触れ合いの中で、食を通した健康づくりを進めているボランティアグループ。
地域に暮らす人と人が、交流を深め、地域ぐるみで一体となって、互いの健康を気遣い、地域のみんなで一緒になって健康づくりに取り組もう、という健康日本21(第2次)についての説明と、特に「TUNAGU(繋ぐ)」の大切さを紹介。
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ロコモティブシンドロームを説明 |
@生活習慣病について、脳卒中、心筋梗塞、がんなど重い病気につながるリスクが高まることから、その予防に心がけるよう推奨していた。そして、参加者にBMI計算をやってもらったり、腹囲測定具を提供したりしていた。
A食習慣については、減塩の大切さをグラム単位で説明、また野菜については1日350gの意識付けと実行を推奨。そして、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物をバランスよく摂取する正しい食事の目安を示していた。
B運動習慣では、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)によるつまずき、転倒、骨折を予防するためのロコモチェックと予防トレーニング、運動習慣を推奨。
Cそして最後は調理実習であったが、時間的制約から、ヘルスメイトさんたちが調理していた。それを各自頂き、見るからに綺麗な料理のレシピを渡され、内容説明となった。野菜たっぷりで塩分控えめの美味しい料理を「いただきます」と皆笑顔で食していた。 |