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管理栄養士の栗原さん |
白板に書かれた左表の数字を示し「何だか分りますか」と始まった。しばらくすると、年齢?という声が参加者から出た。そうです、平成22年度の男女別の寿命と健康寿命です。寿命と健康寿命との差は男性は9.4、女性は11.3年となっています。寿命が長いのは結構ですが、健康寿命との差を縮めたいですね、と語るのは、いずみ福祉保健センターの栗原満美子(管理栄養士)さん。
「稔り世代のための低栄養予防講座」が、6月30日(月)泉区食生活等改善推進員会(ヘルスメイト)主催のもと新橋コミュニティハウス、新橋地域ケアプラザで開かれた。
一日に摂取するカロリーはどのぐらいですか、性別、年齢で差があります。またカロリー総量だけでなく、何を摂取するかも判断が必要です。主食(ご飯、パン、メン)、副菜(野菜類)、主菜(肉、魚、卵、大豆)、果物、乳製品別にバランスよく採ってください、とそれぞれの量を示す。特に、野菜については、350g/日を採ってほしいが、横浜では平均80g不足している。今横浜市では野菜摂取量UPと減塩について、呼び掛けている、と語る。
ヘルスメイト・メンバーは、この講座の前から、受講者のために模範食を調理している。そのレシピを見て、栗原さんは、さすがハルスメイトさんだ。カロリー総量だけでなく、栄養素もよく考えられている。主食の「そばサラダ」の内容について、豚肉、レタス・トマトなどの野菜、サラダ油、酢などについて、その栄養バランスと、消化によく、味わいまで考えられている。レシピには主食、副菜「鶏肉のトマト煮」、それぞれのカロリー、塩分量、野菜量も明示されていた。
講義終了後、早速食事の準備が整えられた部屋へ移動。調理を担当したヘルスメイトさんたちの紹介で、早速「いただきます」。「味わいは、いかがですか」とメイトさんたちが回ってくる。さすが、おいしくいただきました。 |