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かながわ難民定住援助協会
所属の19日本語教室の学習者 年間 1万人超
でも、低迷する学習者数

所属の日本語教室   開催地区
 1  大和日本語教室   大和
 2  海老名日本語教室   海老名
 3  さくら会   海老名
 4  カベラ日本語の会   平塚
 5  かたつむりの会   大和
 6  輪と和の会日本語教室   綾瀬
 7  わをん   泉区
 8  あいあう   茅ヶ崎
 9  茅ヶ崎日本語の会 土曜クラス   茅ヶ崎
 10  日本語サークル おでん   大和
 11  高座渋谷学習室   大和
 12  飯田北 風の子   泉区
 13  らんどせる   大和
 14  上飯田地区親子の日本語教室   泉区
 15  七沢グループ   大和
 16  あけぼの教室   大和
 17  日本語ボランティア いちょう   泉区
 18  つるま読み書きの部屋   大和市
 19  地域日本語支援プロジェクト   大和市
 NPOかながわ難民定住援助協会(代表:櫻井ひろ子)は、平成24年度総会(第11回)を5月29日(火)、大和市桜が丘学習センターで行った。参加したのは、県内の当協会会員の各日本語教室を運営している各団体の代表者たち。

 平成23年度における会員日本語教室の状況は、合計でボランティア数226名(述べ4,488名)、受講者数941名(延べ10,119名)、実施回数999回に及んでいる。各教室の状況報告からは、リーマンショック時には習者数は驚異的に増加したが、その後落ち着いてきたが、昨年の東日本大震災と福島原発の影響で大幅減少となった。最近若干回復傾向にはあるが、まだ低調な状態が続いている。
 現状の問題点としては @学習者、特に3・11以降の減少 A活動場所確保が困難 Bボランティア不足とレベルアップの必要性、を挙げていた。

 協会として、日本語初級集中講座、同文法集中講座、ボランティア研修講座、同ブラシュアップ講座のほか、小学生対象の基礎学力向上のための教室を実施。

 外国人からの相談は、教室紹介、交通事故対応、在留資格に関することで90%を超えている。内容も複雑化している。法律に関しては2人の弁護士の協力を得ている。

 特記事項として、ベトナム難民定住者による東日本の被災地・石巻市の2避難所におけるベトナム料理の炊き出しを行い、現地で大変喜ばれたことが紹介された。

 今期については、文化庁ほか、補助金の面で大変厳しい状況だが、日本語教室、学習室、相談事業のほか、イベント交流、広報紙発行、人材紹介事業などを実施していく、としていた。