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平成23年度における会員日本語教室の状況は、合計でボランティア数226名(述べ4,488名)、受講者数941名(延べ10,119名)、実施回数999回に及んでいる。各教室の状況報告からは、リーマンショック時には習者数は驚異的に増加したが、その後落ち着いてきたが、昨年の東日本大震災と福島原発の影響で大幅減少となった。最近若干回復傾向にはあるが、まだ低調な状態が続いている。 現状の問題点としては @学習者、特に3・11以降の減少 A活動場所確保が困難 Bボランティア不足とレベルアップの必要性、を挙げていた。 協会として、日本語初級集中講座、同文法集中講座、ボランティア研修講座、同ブラシュアップ講座のほか、小学生対象の基礎学力向上のための教室を実施。 外国人からの相談は、教室紹介、交通事故対応、在留資格に関することで90%を超えている。内容も複雑化している。法律に関しては2人の弁護士の協力を得ている。 特記事項として、ベトナム難民定住者による東日本の被災地・石巻市の2避難所におけるベトナム料理の炊き出しを行い、現地で大変喜ばれたことが紹介された。 今期については、文化庁ほか、補助金の面で大変厳しい状況だが、日本語教室、学習室、相談事業のほか、イベント交流、広報紙発行、人材紹介事業などを実施していく、としていた。 |