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泉図書館 25週年記念講演 その@ |
正月はカルタ? でも、すごいです! |
競技かるた 永世クイーンの語り |
優雅な雅の和歌のお話・・・・と、勝手に思いきや、「競技かるた」の世界です。それでも、渡辺さんの笑顔と姿に見とれていると、勝負の世界で勝ち抜いた厳しい体験にみんなびっくりしました。 毎年全国の予選を勝ち抜き、1月に大津の近江神宮(かるたの甲子園)で、クイーン決定戦を行ないます。渡辺さんは、1988年から3期、1992年から11期、通算14期のクイーンで、永世クイーン(クイーンを通算5期つとめた者に与えられる)の称号を与えられています。
和やかな渡辺さんの表情からは、当時の「かるた漬け」のご苦労は分かりませんが、あらゆるスポーツや人生で苦闘されている方々と共通するものが感じられます。
お話の後、会場に茣蓙をしき「模範競技」を。お手伝いは横浜隼会の浅川さん母(読み手)娘(大学3年A級)のお二人。渡辺さんは正座の時、白足袋を脱ぎました。何かに打ち込む・・そんな雰囲気です。札が鋭い音を出して飛びます。練習で家の障子やふすまや柱が傷だらけになったそうです。みんな息をつめて見入っています。
最後に「散らし取り」をやっていただきました。参加者が4グループに分かれ円陣。多少経験・年齢別ですが、皆さんすごい!上の句から下の句へ。お正月の雰囲気なんかありません!渡辺さんが読み手です。いい思い出になりますね!小学生を含む若手グループは、特に素晴らしいです。取り札がどんどん積み重なります。途中から渡辺さんも参加。時々取ってしまいます。それが参加者には刺激になったことでしょうね。 若い男性「学生時代、万葉集など日本文学を勉強、百人一首は今でも全部覚えています」終わってテニスに行くそうです。
*泉図書館は今年で開館25年です。それを記念して1月から連続講演会が企画されました。第一回が「競技かるた」。2月〜3月とユニークな企画が予定されています。出かけてみませんか!(M/I) |