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泉図書館 25周年記念 |
大人も楽しめるおはなし会へいらっしゃい! |
おはなしフェスティバル・ |
おはなしフェスティバルの中盤にあたる7月31日、泉区の昔話を題材にした紙芝居づくりを続けている「いずみ紙芝居一座」のおはなし会を訪ねた。開始10分前くらいから、にわかに集まる子どもたち。お母さんに連れられた乳幼児や小学生、中学生、年配の男性の姿も。床に敷かれたござに腰をおろして紙芝居が始まるのをそわそわと待つ。 ひとつ目は「よこねのかんねんいど」。泉警察署前のバス通りそばにある「横根稲荷」にはその昔、巴御前縁の「感念井戸」があり、終戦直後まで旗競馬が催されていたという史実がある。紙芝居には巴御前や旗競馬の様子が茶目っ気たっぷりに描かれており、思わず顔がほころぶ。語り手の声はゆっくりではあるがなめらかに、正に語りかけてくるよう。しかも表情豊かで温かい。 「子どもに分かるように話すのは特に難しい。内容が郷土資料に基づくものなので、年配の方に好んで聴いて頂いているように思います。」と語り手である佐藤さんが話して下さった。紙芝居は「馬洗い池」「踊り場のねこ」「えびたこふぐのおどり」と全部で四作、絵も文章もすべてメンバーによるオリジナル作品だ。「いずみ紙芝居一座」はテアトルフォンテの後援のもと、年4回同劇場にて作品を発表、他に高齢者施設や学童クラブへも赴き活動の場所を広げてきた。
紙芝居をやっていて一番楽しいことは「やはり子どもたちが喜んで見ていてくれる時」と話す、メンバーの勝村さん、佐々木さん、佐藤さん。子どもたちの大好きな手遊び唄を交え、最後は大きなバースデーケーキの絵に飾られたイチゴのマスコットが子どもたち全員に配られ、みんな嬉しそう。 今後のおはなし会も「おはなしクーゲル&オルゴール」(8月7日)「こわーいおはなし会」(8月21日)と多彩な顔ぶれ。夏休みの午後のひととき、ぜひ足を運んでみて下さい!(UsA) |