恒例となっている泉区の「ふれあい“ザ”いずみ軽スポーツ大会」が、6月2日(土)午前10時から、和泉遊水地で開催された。薄日の差す曇り空の天候は、暑すぎないでこのようなスポーツの大会にはもってこいのもの。一面きれいな新緑の草に覆われた会場一杯に集まったのは、障がい児・者と、それを支える中学生・高校生を初めとするボランティア総計ほぼ1200人という大勢の人。岡津中学校のブラスバンドが会場の雰囲気を盛り上げてくれる。
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入場行進 |
実行委員長の挨拶で始まった開会式では、高橋・泉区長「ロンドンオリンピックに負けないよう、頑張ってください。」と簡潔ながらもあたたかいエールを送った。
競技はまず、参加者全員による「みんなで体操」、そのあと、玉入れ、デカパン競走、パン食い競走、わくわくマラソンと続いた。いずれの競走でも、障がい児・者の1人ひとりに中学生などの伴走者がついて走っていくが、元気のいい障がい者が走り出すと伴走者が追いついていけないような場面も時々見られた。
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挨拶をする高橋 泉区長 |
昼食のカレーを、全員に配るのは大変なこと。それでも、配食場所のテントでは手際よくそれらのパックが配布されていた。短い時間の昼休みにはブラスバンドが素晴らしい曲を演奏し、最後にアンコール曲まで披露して、やんやの喝采を受けていた。
午後の競技は50メートル走と100メートル走。そのあと、全員によるダンス、「ジンギスカン」と「世界に一つだけの花」で、大会の幕が閉じられた。
なお、ボランティアとして参加した中学生は、岡津中学校の140名を初めとして、上飯田町学校など8校、高校生は2校(横浜修悠館高校、松陽高校)で、フェリス女学院大学からも3名が放送担当として参加した。更に、競技運営の中心として区内の多数の青少年指導員と主任児童委員たちが活躍した。 |