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泉区防災ライセンス・リーダースキルアップ研修会
救命処置と気道異物の除去と応急手当
泉区(総務課、泉消防署)では、同区内の「横浜防災ライセンスリーダー講習」修了者を対象に、「災害時における実践能力向上と各地域防災拠点における各種訓練での指導者育成」を目指し、10月18日(日)午前中、泉区役所において「泉区防災ライセンスリーダー・スキルアップ研修会」を開催した。今回の訓練内容は、心肺蘇生法、AEDを含めた救命処置、のどに物が詰まった時の気道異物除去、傷病者搬送法、出血に対する応急手当について行われた。これは、7月31日午前・午後に行われたに行われた生活資機材、救助資機材の保守を含めた取扱い訓練につづくもの。

 午前中は、生活資機材として、災害時における給水体制の説明に加え、災害用地下給水タンクや緊急給水栓からの給水訓練を水道局の指導で、続いて簡易トイレ(和式、洋式)の組立てと移動式炊飯器の組立てやガスかまどを使っての実際の炊飯を旭日防災の指導で体験。

 午後は、救助資機材として、泉消防署予防課と、同中田救助隊の指導で、エンジンカッター、レスキュージャッキ、発電機と投光機、簡易担架について、取扱いにあたっての注意事項を受けた後、参加者を3グループに分け、それぞれ全員が組立て・実技などを体験した。
 最後には、応用訓練として、各種機材をすべて活用し、夜間を想定した負傷者救出訓練を、グループ別に行った。各グループは、まずリーダーを決め真剣に取組んでいた。参加者はすべてライセンス講習修了者ということもあり、初合わせのメンバーが多い中、安全を確認しながら、互に声を出し合い、コミュニケーションをとりながら行っていた。

 泉区(総務課)としては、この講習会受講者を中心に、防災ライセンスリーダー連絡会(仮称)を設け、各種情報の共有化とメンバーの技術レベルの維持向上を図るとともに、区内各地域防災拠点での活躍を期待している、と語っていた。

 なお、当研修会は、今回に続き、第2回を8月1日(土)に同じ内容で、10月18日(日)には救命処置法、止血法、搬送法を実施する予定となっている。
災害用地下給水タンクからの給水 簡易トイレの組み立て エンジンカッターでパイプ切断
レスキュウジャッキ取扱い 簡易担架で搬送 負傷者救出訓練