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親子の日本語教室がスタート
泉区上飯田地区の外国に繋がる親子を対象に
 
読み聞かせに聞き入る生徒たち
                                                                                 絵本の読み聞かせに、外国につながる小学生たちは熱心に聞き入っていた。

 恒例となった(社)国際日本語普及協会(AJALT) 協力のもと、かながわ難民定住援助協会が主催する 『親子の日本語教室』 が、いちょうコミュニティ・ハウスで11月7日スタートした。今回の教室は12月13日(木)まで毎週水曜、木曜の午後 6時半から 8時まで、合計12回行われる。

 参加した生徒は、中国、ヴェトナム、カンボジア、ブラジルにつながる泉区上飯田地区在住の1年から 6年までの小学生とその保護者たち。学習内容は、国語、算数、社会が中心
 AJALTからの専門家と地域のボランティアが学年別に担当。指導していたが、レベルや進捗度から、どうしても個人別指導となるため、ボランティアの数がもう少しほしいと、主催者側では言っていた。
 学習中には、なかなか勉強に集中できない子や途中に何度の教師に確認する子も、時間最後に行われた 『読み聞かせ』 では、皆真剣に聞いていた。

 上飯田地区には定住する外国籍の住民、外国につながる住民が多く、日本語での会話にそれほど不自由しない子でも、学習面で付いていけない子も多いことから、かながわ難民定住援助協会ではAJALTの協力の下、毎年、年間 3回、1回 6〜12日間 『日本語教室』 を継続して開催しており、既に小学校を卒業した子や、今回参加した子の中には毎回参加している子もいた。