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「Safe Kids いずみ」
5歳児 「自分を守れるし、友だちにも教えてあげる!」
YMCAいずみ保育園でモデル授業

 
Stop,Drop and Rollで床をごろごろ
                      
  「子どもたちが、火災などの災害時に自分で自分の身を守る」 ためのモデル授業が、YMCAいずみ保育園で 5歳園児を対象に行われた。そして、どの程度理解されたか確認のための保護者アンケートが行われ、その結果がこのほど集計・発表された。

 それによると、5歳児と言えども十分理解し、対処行動ができる。また、火事や火傷のときの対処方法など、普段できていない家庭での会話が、この授業をきっかけに行われていることが伺える内容となっている。

  今回のモデル授業は、横浜市こども青少年局、健康福祉局が主催し、6月27日(水)午前中の1時間、同保育園の5歳児26名を対象に、在日米海軍司令部地域統合消防隊予防課長の長谷川祐子さんの指導のもと行われた。

 「自分の服に火が付いたとき、どうしますか。」「Stop,Drop and Roll:止まって、倒れて、転がれ」で、酸素の供給を防いで消しましょう。
 「煙が一杯になってきたとき、どうしたらいいですか。」 煙は毒です。軽いので上にあがり、充満してきても、床面近くには来ないので、身を低くし這って進みましょう。
 「自分の部屋で寝ているときに、煙感知器の警報が鳴ったら、どうしますか。」など、自分に危険が及んだときを想定した事例を子どもたちに話しかけ、どうしたらよいかを、キャラクターの「スパーキー」を使って語りかけ、全員に行動をさせ、記憶させていた。子どもたちは、真剣な眼差しで聞き、また楽しそうに行動していた。
 
今回、子どもたちが学んだことは、火災時の身の守り方
1 熱いものには触らない。
2 洋服に、もし火が付いたら、地面に転がって自分で消す。
3 煙は毒だから、煙の下を潜って避難する。
4 避難の時は、ドアが熱いかどうか触って、熱くないドアから避難する。
5 煙感知器は火事の見張り番。火事を教えてくれる。
6 マッチやライターで、決して遊ばない。
煙の下を低くなって逃げましょう
 
保護者からのアンケート結果の要点
1.「ポット、味噌汁、アイロンなど熱いものに触らない」について、お子さんは理解したでしょうか
シャワーの出始めの湯にも気をつける! と言っていました。
マッチや料理を作る火は、火傷するから触らないとのこと。
やかんや台所のガスレンジにかけてある鍋には触らない。ママが入れたコーヒーにも。
つい先日、子どもがポットの湯をコップに入れていたら、床にこぼれてしまい、足を焼けどしそうになった。そのことを話し合いました。
2.「洋服に、もし火がついたら、地面に転がって自分で消す」ことを見せてもらってください。
顔を手で覆ってゴロゴロ転がりました。
両手で、顔を塞ぎながら、地面にゴロゴロと転がってやるんだと、何回も見せてもらいました。
右に左にゴロゴロと転がって見せてくれました。
ストップ、寝転がってゴロゴロしていました。
3.煙の下を潜るのは、どうやってやるのか、聞いてください。
小さくなって、這って速く逃げていました。
教えてもらいました。
這い這いして、リビングから玄関まで行きました。
テーブルの下をほふく前進していました。
4.ドアを触るのは、何故だか聞いてください。
手のひらは、熱を感じる感覚が弱いので、手の甲でみる、と言いながら説明してくれました。
手の甲をドアにつけて、熱いかやってもらいました。
手の甲は熱さがよく分かるから、“そのまま勝手にドアを開けたら、火があるかもしれないから”とのことでした。
ドアの向こうが熱く、火が出ていないか! 手の裏側をドアに当てていました。熱いときはドアを開けちゃ駄目だよ、と言っていました。
火が来ていないのか調べるため。
熱いか、確かめるため。
5.ご家族で,自宅の火事のとき、どうやって逃げるか、話し合ってください。
まずドアを触り、熱くなければ玄関から逃げると言っていました。全体的に、しっかり良く聞いて覚えていました。お話しが分かりやすく、印象的だったようです。親の方も忘れがちな事だっただけに、とてもためになりました。
窓から大きな布団などで、自分のことを教えると言っていました。自宅の火事の場合、靴を持ってベランダからベランダの下を潜り隣の家へ逃げると話しています。
自分なりに理解して、ママに一生懸命に話しをしてくれました。日頃そういう話しをしていないので、、よい話合いができました。良い体験ができたと思います。ありがとうございました。
授業のことを子どもに聞いてみたら、一生懸命話してくれました。5歳だと、大分具体的に理解できているんだと感心しました。親子で火事や火傷の時の対処方法などを話すきっかけになったので、とてもよかったと思います。
 
米国では、火災や災害、事故により大勢の貴重な人材が犠牲となったことを背景に、教育プログラム開発が進み、子ども対象にも、1980年代から全米で実施されている。その内容は日本にはないものも多いことから、在日米軍基地内だけでなく、日本の子どもたち向けにも拡げて行きたいと、長谷川さんは語っている。
キャラクターのスパーキーが子どもたちに語りかける。