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JAF (日本自動車連盟) 東京、神奈川支部の指導員5名が、保護者がCSを取り付けた車を次々と点検していた。CSの大きさが子どもの体格に合っているか、ハーネスの高さ・長さは適切に調整されているか、腰ベルトの締め付けは充分か、座席ベルトの通し方は正しいか、など26項目にも亘ってチェックしていた。 安全に対する意識の低さは、シートベルトの着用率から見て取れる。昨年、事故で車外に放り出されて死亡した人の9割近くはシートベルトを着用していなかった。特に低さが目立つのは、6歳未満に義務付けられているCS。警察庁とJAFの今年5〜6月の調査では、使用率は46.9%で、2002年の調査開始以来、最低となった。特に5歳児はわずか25%だった(10/18読売)。 CSはしっかり取り付けてこそ意味がある。CSの使用有無別に死亡および重傷率を見ると、適正使用の場合に比べ、非使用や不適正使用の場合,約3倍危険性が増す。また年齢ではなく,子どもの身長で使用を判断、145cm以下の場合は何歳であっても使用すべき。さらに、CSは新品の、なるべく最新型を購入すべきで、万一それが事故に遭った車に取り付けられていた場合、見た目にはわからなくても大きな衝撃を受けているかもしれず、もう一度衝撃を受けると大破する危険性がある、と指導員は注意を喚起していた。 |