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この講座は、泉区役所生涯学習支援センター主催の「子どもの事故予防ボランティア養成」連続講座の3回目「水の事故を防ごう 〜水辺の体験学習で子ども達のコミュニケーション能力を育成」で、10月16日(火)午後、泉区役所会議室で行われた。 当NPO法人の活動の目的は、子どもたちの生きる力を高めること。他人と折り合いをつけながら生きていくためには、高いコミュニケーション能力が必要。その能力を高めるため『水』に注目。県内の児童養護施設の子ども達を対象に、18人乗りボートを、みんなで力をあわせて組立て、乗り、漕ぐことで、「みんなで協力しなければ物事が進まない」ということを身をもって経験してもらう活動をしている。中高生の子ども達には小学生を指導・サポートする役割を担ってもらう。海や川で自分の身を守り、小さな子ども達の安全を見守ることで、中高生は養育性を見につけ、大きく成長する。活動は大自然の中で行うので当然危険を伴うため、活動の前に現場に出向き、どんな活動をするのか、どうすれば安全に活動することができるのかを教える。
日本での平成18年度水難者数は 1,674人で、うち死者数は823人と致死率は5割に近い。中学生以下の子どもは、水難者数337人、死者数77人となっている。水死者の発生場所別では、海444人、河川251人、用水路68人の上位3位で全体の92.7%を占めている。また、水の事故における着衣率は80%を超えている。 |