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子どもの事故予防ボランティア Safety Kids いずみ”
シュシュを作って被災地へ送ろう
子供の事故体験を集め共有化へ

  シュシュを作りながら、ヒヤリハット体験談
  シュシュを作りながら、ヒヤリハット体験談
 モザイクモール港北 夏休み特別企画 『2011年 夏休み親子ふれあい広場』のプログラムの一つ「シュシュを作って被災地に送ろう」が20日、子どもの事故予防ボランティア“Safety Kids いずみ”により開催された。毎日子育てに追われるお母さんたちが土曜日ということもあり、お子さんと中にはパパと共に訪れていた。

 髪留めにするほかにブレスレットとしても用いられるシュシュの作り方を、まずスタッフから説明を受けると、鋏も糸も使わずに作れるので小さい子どもがそばにいても安心して、早速思い思いに好みの色や柄のリボンを選び、楽しそうに作成に取り掛かっていた。

 子育て中の保護者は東日本大震災で甚大な被害を受けた方々に何か支援をしたい、と思っていても、具体的な支援活動を行うことは難しい。そこでお母さんたちにシュシュを手作りしてもらい、それを被災地に送る機会を設けることになった。作りながらではあるが、理学療法士の稲坂恵さん、Safety Kids いずみスタッフは、お子さんの事故やヒヤリハットの事例を聞き、事故予防の対応などを話し合うこととしている。
作られたシュシュ  
作られたシュシュ  

 完成したシュシュを一つは持ち帰ってもよいが、くらしまちづくりネットワーク横浜(事務局:横浜市市民活動支援センター)」を通じ、被災地の岩手県大槌町に送られることとなっている。Safety Kids いずみでは、集まった事例を作成中の「みんなで作る子どもの事故予防カレンダー」に採り入れる予定だ、としている。